福祉サービス利用援助事業
最終更新日:2015年1月3日
福祉サービス利用援助事業は、認知症の高齢者や知的障害のある方、精神障害のある方など、判断能力が不十分なために日常生活を営むのに支障がある方に対し、福祉サービスの利用援助、日常の金銭管理等を行うことにより、地域で自立した生活が送れるよう、支援を行う事業です。
福祉サービスの利用支援、財産管理を行う制度としては民法に規定されている成年後見制度がありますが、福祉サービス利用援助事業は成年後見制度を補完するものとして位置づけられており、比較的簡便に、低額な料金で利用できることに特徴があります。
本市における福祉サービス利用援助事業は、川越市社会福祉協議会が埼玉県社会福祉協議会から受託して実施しており、その概要は次のとおりです。
対象者
認知症の高齢者や知的障害、精神障害のある方などであって、日常生活を営むのに必要なサービスを利用するための情報の入手、理解、判断、意思表示を本人のみでは適切に行うことが困難な方のうち、当該事業支援計画の契約時に、利用者本人が契約内容を理解できることが条件です。
(全く判断能力がない人は、成年後見制度の対象となります。)
サービス内容
- 福祉サービスの利用援助(情報提供や助言、苦情解決制度の利用援助 など)
- 日常生活上の手続き援助(住民票の届出等に関する手続き、住宅改造や居住家屋に関する情報提供・相談など)
- 日常的金銭管理(年金等の受領、税金・社会保険料等の支払、日常品費の支払、これらに伴う預金の払戻 など)
- 書類等預かりサービス(年金証書、権利証、実印などの預かり)
サービス利用料
相談については無料ですが、契約に基づくサービスについては、利用者が一定の利用料を負担することとなっています。
- 1回1時間まで1,200円
以降、30分ごとに400円が加算されます。
(ただし、通帳をお預かりする場合は、1回1時間まで1,600円) - 書類預かりサービスは、基本料1年間2,000円で、利用料として1ヶ月あたり500円
サービス利用の流れ
1.相談
2.訪問、面接
3.支援計画の作成
4.契約締結
5.サービスの開始
6.契約終了
お問い合わせ先
社会福祉法人川越市社会福祉協議会 地域福祉課
川越市小仙波町2-50-2 電話:225-5703
お問い合わせ
福祉部 福祉推進課 福祉推進担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5769(直通)
ファクス:049-225-3033
