会議資料1  川越市障害者支援計画施策達成度一覧に対する委員意見及び回答  施策番号  施策名  施策説明  達成度  達成度設定理由  委員の意見  担当の回答の順に記載しています。  73  川越市障害者就労支援センターの充実 障害のある人とその家族などからの相談を受け、相談内容に応じた支援を行うことで、障害のある人の雇用を促進します。また、川越市障害者就労支援センター内において、障害のある人の雇用を推進します。  スモールエー  施策名「川越市障害者就労支援センターの充実」に対して施策説明は「障害のある人とその家族などからの相談を受け、相談内容に応じた支援を行うことで、障害のある人の雇用を促進します。また、川越市障害者就労支援センター内において、障害のある人の雇用を推進します。」となっています。施策名をそのまま推進する内容であるため、達成度をスモールエーとしました。 意見1:施策73についても達成度がスモールエーとなっているが、当事者からすると疑問である。一般企業への就労斡旋の成果や、内部での軽作業による就労の保障や工賃の保障等の実態からみると、出来ているとなっている評価は、当事者から見たらどう考えたらよいか。予算や人員等の問題以前の話と感じる。   回答1:御指摘の「達成度」については、施策内容に記載されていることが行われた場合に、施策名で表している事をこれからどの程度達成できる見込みがあるか、と言う度合いを示すものです。本施策は達成度ではスモールエーとなりますが、御指摘の通り、施策内容を行なえていない部分があるために進捗状況ではラージビーとなっています。進捗状況では、施策が実際にどの程度出来ているかを評価しています。施策内容の事業につきましては、進捗状況がラージエーとなるよう、施策を推進して参ります。また、御意見の中の「就労の保障や工賃の保障等」につきましては、本施策を超える大きな問題となるため、本施策の含まれている基本目標4全体の問題として捉え、各施策を推進して参ります。   意見2:施策73の障害者就労支援センターの達成度がスモールエーとなっている。センターの根拠法は障害者雇用促進法です。埼玉県の障害者雇用率が全国39位であったと思う。達成度については、根拠法に対してどのような施策が作られて、それに対してどう出来たのか、という見方で、わかる数値を出しながらやってもらいたい。施策に書いてあることに対するがんばり方、という様にはしないでほしい。雇用支援課等との連携も大事だと思う。   回答2:御指摘の内容が、障害者雇用率や他の担当課との連携、施策の設定も含む、障害者の雇用そのものに係る大きな部分となり、施策73の範疇を超えるため、障害者福祉課から回答いたします。御指摘の「達成度」については、施策内容に記載されていることが行われた場合に、施策名で表している事をこれからどの程度達成できる見込みがあるか、と言う度合いを示すものです。これは、施策そのものに対して設定されます。設定された施策がどう出来たか、どの程度実際に行なえているかは、進捗状況として評価していますが、施策73は、行えていない部分があるため、進捗状況をラージビーとしています。また、御指摘の障害者雇用率につきましては、本施策を超える大きな問題となるため、本施策の含まれている基本目標4全体の問題としても捉え、各施策を策定していきます。その中で、現計画で指標の設定が無い施策については、よりわかりやすくなるための指標の設定について検討を進めます。  130  短期入所等の充実  一時的に介護が困難な方のために、短期入所や日中一時支援を充実します。また、障害のある子どもや重度重複障害者の受け入れ体制の確保に努め、事業者への説明会を開催する等、総合的な支援をします。  スモールエー  施策名「短期入所等の充実」に対して、施策説明で行われる内容は満たしていると考えられるため、達成度をスモールエーとしました。   意見:施策130について、達成度スモールエーになっているが、実態はどうなっているか事務局は把握しているか。親が病気になり、行き場がなく入院さえできない人がいる、あるいは特定の障害者施設に人が集中している現状の中、この評価はいかがなものかと思う。   回答:施策の達成度は、施策内容に記載されていることが行われた場合に、施策名で表している事をこれからどの程度達成できる見込みがあるか、と言う度合いを示すものです。本施策は達成度がスモールエーとなりますが、進捗状況はラージビーとなっています。平成28年度は利用者数が当初の値から約2.3倍に増加しておりますが、それでも利用希望者に対して不足している状況があるため、進捗状況をラージビーとしています。受け入れ数の不足が解消し、進捗状況がラージエーとなるよう、施策を推進して参ります。  145  グループホームの充実  グループホームの整備、充実に向けて社会福祉法人やNPO等への説明会を開催する等、情報の提供を行い設置に向けた総合的な支援をします。  スモールシー  グループホームの充実という施策に対して、施策説明に記載されている説明会の開催等の情報提供以外に、グループホームの充実につながる取組を検討し、施策説明に記載することにより、さらなる施策の推進に繋がると考えられるため、達成度をスモールシーとしました。(達成度設定理由を修正しました。)   意見:(施策147に集約)   回答:(施策147に集約)  147  障害者支援施設の整備  障害者支援施設の整備を支援します。  スモールシー  障害者支援施設の整備という施策に対して、施策説明がそのまま「障害者支援施設の整備を支援します。」であるため、障害者支援施設の整備を推進するための具体的な取組について検討し、施策説明へ反映することが望ましいと考え、達成度をスモールシーとしました。(達成度設定理由を修正しました。)   意見:145、147の施策の説明を見ると、入所施設やグループホームの課題は大きくなると押さえてきているにもかかわらず、「国の掲げる施策と一致しない」といった記載は、アンケート調査でも入所施設の希望者がとても高くあることや、精神障害者のグループホームが足りないという課題をありながら、達成度や進捗状況でなぜこのような書き方をするのか。グループホームで重度の障害者のよりどころとなる支援や、入所施設のよりどころとなる整備といったところがあるはず。国の施策と一致しないというのであれば、どこの何を充実させるのか、といった方針が見えてこないのに、このような事を書いて良いのか。 回答:委員からの御指摘のとおり、入所施設やグループホームに係る課題は今後大きくなるものと考えており、特に重度の障害者のよりどころとなるグループホームまたは入所施設については、既存施設の老朽化が進んでいることもあり、整備の必要性を認識しております。次期計画の施策の設定につきましては、川越市として注力すべき整備の内容と手法について検討し、施策に反映させることにより、達成度の向上を図るよう検討を進めます。また、整備の際には国庫補助金を活用することが想定されるため、今後も国の施策の動向について注視してまいります。