都市計画マスタープランの実現に向けて

　市民の皆さんの熱意の継続性とともに、これを支える行政と協力してくれる企業が目標を共有化し、それぞれの役割を分担して進めていくことが大切です。

　地区まちづくりは、地区の実状や事業の種別によって様々な取り組み方が考えられます。今後はテーマ、プロジェクト別に活動を進めていくことが大切です。

• 地域拠点の形成を図る各駅の周辺地区
• 新たな土地利用を検討していく地区
• 良好な住環境や街並み景観の保持・形成を図る地区
• 地区住民の発意によるまちづくりに取り組む地区

　市民活動の経験やまちづくりに対する関心と理解を共有化していくため、広報活動を通じてまちづくり活動の紹介や住民組織の育成を進めていきます。

　市民が主体的に取り組むまちづくり活動を支援する体制を検討していきます。
　また、今後のまちづくりにおいては、市民の意見を反映させていく仕組みを検討していきます。

　都市計画マスタープランの進行管理及び市民が主体的に取り組むまちづくり活動の窓口的役割を担う行政内部の部門の設置、市民の意見を聞くサロンの設置等も検討していきます。

　都市計画マスタープランに示す方針に基づいて、個々の事業や施策を検討し、必要に応じて都市計画の決定などを行うとともに、行政内部の関係各課による連携体制のもとに総合的、効果的なまちづくりを進めます。

　国、県、周辺市町及び関係機関との広域的な連携と調整のもとに、都市計画マスタープランに基づく施策を進めます。

　計画的な財政運営、効果的なまちづくりの推進、情報開示及び行政内部の進行管理に関する組織づくりの観点から、都市計画マスタープランの進行管理を行っていきます。

　都市計画マスタープランは、計画が中長期にわたることから、社会経済の変化や地域の実情などを踏まえ、市民参加のもとに必要に応じて見直していきます。