平成15年4月1日から鉛の水質基準が強化されました。
水道水1リットルあたりに含まれる鉛の量は、0.05mg以下（健康に影響をおよぼさないと考えられるレベル）から0.01mg（より高いレベル）になりました。

1. 受・浄水場からの本管と本管から分かれる家庭への引き込み管（メーターまで）に鉛管は使われていません。
2. 昭和29年以前に建てられ、その後、改築などなく水道管が古いまま現在まで使われている場合には、一部に鉛管を使用している可能性があります。ご家庭の鉛管の使用実態については、お客様のご住所、お名前、電話番号、水栓番号をお知らせいただければ上下水道局に保管している給水装置の完成図等により確認することができます。お問い合わせください。
3. お客様に鉛管使用が判明した場合は、建物の建替え時などに解消してください。

お届けしている水道水は、厚生労働省で定めている鉛の水質基準に適合した安全な水です。
しかし、鉛管をご使用のご家庭では、長時間水道水を使わなかった場合、微量の鉛が溶け出すことがあります。朝一番にお使いになるときや旅行などで長時間留守にされた場合、念のためバケツ一杯程度の最初の水は、飲料用以外にご使用になると安心してお使いになれます。
また、鉛管を取り替えていただくことも問題の解消策になります。