更新日:2021年9月30日
川越市では、平成29年9月の運用開始を目指し、新しい学校給食センターの整備を進めていくこととなりました。この新しい学校給食センターは、施設の設計・建設、維持管理、運営を一括で民間事業者に委ねるPFIという手法で事業を実施していきます。
ただし、運営業務のうち、献立作成、食材調達、検食などについては、新しい学校給食センターにおいても、これまでどおり市が責任をもって実施します。
「PFIとは、公共事業を実施するための手法の一つです。民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法です。正式名称を、Private-Finance-Initiative(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)といい、頭文字をとってPFIと呼ばれています。
(内閣府「地方公共団体におけるPFI事業導入の手引き」から)
(仮称)川越市新学校給食センター整備運営事業
川越市の学校給食は、昭和44年から共同調理場方式を取り入れ、現在、4つの学校給食センターにおいて、市内小・中・特別支援学校の計55校に給食を提供しています。このうち、昭和56年竣工の藤間学校給食センター及び昭和59年竣工の吉田学校給食センターは、施設設備の老朽化が著しく、今後の安定的な給食の提供のために施設の更新が求められています。また、平成5年に改築された今成学校給食センターでは、1日に2回の調理を行っており、安全な給食の提供のためにも1日1回の調理とすることが求められています。
そこで、藤間学校給食センターと吉田学校給食センターの食数分と、今成学校給食センターでの食数の一部を合わせた給食提供能力を有する学校給食センターを新たに整備することとし、平成25年11月、「(仮称)川越市新学校給食センター整備基本計画」を策定し、施設の基本理念や施設整備、維持管理・運営の考え方、事業手法などについて取りまとめました。
本事業は、新たな学校給食センターの整備・運営について、安全・安心でおいしい給食の提供ができる施設として、施設整備、維持管理・運営の質の高いサービスの提供を効率的に実施することを目的とします。
民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(以下、「PFI法」という。)に基づき実施するもので、本施設の設計及び建設を行った後、施設を市に引き渡した上で、事業期間修了までの間、本施設の運営及び維持管理を実施するBTO(Build Transfer Operate)方式です。
川越市大字菅間18番地1
提供食数 | 1日あたり約12,000食 |
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対象学校 |
新宿小学校、高階小学校、高階南小学校、高階北小学校、高階西小学校、福原小学校、霞ヶ関小学校、霞ヶ関南小学校、霞ヶ関北小学校、霞ヶ関西小学校、川越西小学校、名細小学校
初雁中学校、芳野中学校、東中学校、南古谷中学校、高階西中学校、砂中学校、山田中学校、城南中学校、高階中学校、寺尾中学校、福原中学校、特別支援学校
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献立数 | 小学校2献立、中学校1献立 |
事業契約締結の日(平成28年1月15日)から平成44年8月31日まで
設計・建設期間 | 平成29年8月まで |
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開業準備期間 | 平成29年8月 |
維持管理・運営機関 | 平成29年9月から平成44年8月まで(15年間) |
事業者が実施する業務 | 設計業務、工事監理業務、建設業務、各種備品調達等業務、開業準備及び引渡業務、維持管理業務、運営業務など |
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市が実施する業務 | 提供食数の決定、献立作成、食材調達及び検収、主食(ご飯、パン、麺)・牛乳・直送品の配送、配送校内での配膳、児童・生徒への食育業務など |
代表企業 | 株式会社東洋食品 |
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構成企業 | 川木建設株式会社 |
協力企業 | 株式会社INA新建築研究所 |
教育委員会 学校教育部 学校給食課 管理担当
〒350-0832 川越市菅間18番地9
電話番号:049-223-6035(直通)
ファクス:049-223-0935
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