川越市

県指定有形文化財 喜多院 番所

更新日:2023年9月4日

名称 喜多院 番所
よみ きたいん ばんしょ
種別 県指定有形文化財・建造物
員数 1棟
所在地 小仙波町1-20-1
指定年月日 昭和31年3月23日
所有者 喜多院
文化財の概要

番所は、山門の北側に接続して建つ間口10尺奥行15尺の小建築である。外観は、起むくりの付いた切妻造桟瓦葺屋根と水平に連続する連子窓(れんじまど)が特徴的で、番所にふさわしい建築といえる。しかし、天保12年(1841)の喜多院境内図によると、もとは山門より内側に独立して建っていたことが描かれており、当初から現在地に建っていたのではなく、後世になって移築されたことがわかる。建築年代について特定できる史料はないが、虹梁や頭貫(かしrぬき)木鼻(きばな)の絵様から18世紀中期ころの建築だと考えられる。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086
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