川越市

市指定史跡 日枝神社

更新日:2024年3月29日

名称 日枝神社
よみ ひえじんじゃ
種別 市指定記念物 史跡
員数
所在地 小仙波町1-4-1
指定年月日

昭和33年3月6日

所有者 日枝神社
文化財の概要

 日枝神社は、天長7年(830)最澄の弟子円仁(慈覚大師)が、無量寿寺(現中院・喜多院等)を創建した際、天台宗の地主神・大山咋神(おおやまくいのかみ)を総本山延暦寺の比叡山坂本の日吉山王社から勧請したものであろう。無量寿寺境内に鎮座した地主神であり、山王一実神道の伝播を示す神社として貴重な史跡である。
 現在、当社の境内地は県道路の拡幅によって狭められているが、重要文化財の本殿とそれを囲む拝殿や瑞垣(みずがき)と大樹を主とする社叢の取り合わせは、往時の風格を感じさせる景観を保持している。
 長禄元年(1457)太田道真・道灌父子が河越城、江戸城を築城したが、文明10年(1478)道灌によって、江戸城の守護神として仙波の山王である当社を分祀したことが『永享記』(室町時代成立)に記されており、その後江戸時代を通じて広く一般に信じられていた。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086
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