川越市

市指定有形民俗文化財 黒馬図大絵馬

更新日:2023年11月30日

黒馬図大絵馬

名称

黒馬図大絵馬

よみ くろうまずおおえま
種別 市指定民俗文化財 有形民俗文化財
員数 1面
所在地

宮下町2-11-3 氷川神社

指定年月日

平成4年4月16日

所有者

氷川神社

文化財の概要

 川越氷川神社の拝殿正面に掲げられている。金箔押しの画面に1頭の黒い跳ね馬を描いたもの。馬具も曳綱もない裸馬のようだが、色落ちしているため詳細は不明である。
 表に「奉掛 氷川明神 宝前 正徳五乙未歳九月十五日」の墨書があり、正徳5年(1715)に氷川神社に奉納されたことが知られる。枠に多数の錺金具の痕があり、金地の画面からして当初は非常に華美な大絵馬だったことが窺える。そのためか川越城主の秋元但馬守喬房が奉納したものとされてきた(『川越氷川神社誌』(昭和43年)によれば「社宝 正徳五年 絵馬 城主秋元但馬守奉納と伝う」とある)。喬房は同年9月25日に三芳野神社に太刀(県指定)を奉納していることから、この大絵馬も喬房が奉納した可能性は高いが、残念ながら奉納者の名前が記されていないため、断定はできない。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086
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