川越市

市指定有形文化財 蓮光寺総門

更新日:2023年10月27日

名称 蓮光寺総門
よみ れんこうじそうもん
種別 市指定有形文化財 建造物
員数 1棟
所在地 渋井248
指定年月日

平成8年4月12日

所有者 蓮光寺
文化財の概要

 蓮光寺は新河岸川の堤防沿いにあり、曹洞宗の慶庵惣与が室町時代中期に開山したとされている。総門は、切妻造桟瓦葺屋根の一間高麗門で、左右に袖塀が付いている。建築年代は、構造技法や繰形彫刻などから本堂と同時代の、19世紀中期の建築だと考えられる。
 建物全体に大型の部材を用い、虹梁や拳鼻(こぶしばな)に太くて重々しい黒塗りの渦紋様が彫り込まれるなど、力強さが強調されている。特に正面大虹梁、拳鼻、大瓶束笈形(たいへいづかおいがた)の装飾は個性的で、完成度の高い高麗門である。
 なお、総門はもと楼門正面の河川敷近く、川に面して建っていたが、平成9年(1997)の河川改修により現在地に移築されている。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086
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