川越市

市指定有形文化財 鐔 銘川越住恒忠

更新日:2023年11月15日

鐔 銘川越住恒忠

名称 鐔 銘川越住恒忠
よみ つば
種別 市指定有形文化財・工芸品
員数 1枚
所在地 個人所有
指定年月日 昭和45年5月22日
所有者 個人
文化財の概要

 素銅に銀を張合わせた木瓜(もっこう)形の左右透(すかし)鐔で、まわりに赤銅(しゃくどう)の覆輪(ふくりん)をつける。別に「昼夜(ちゅうや)鐔」ともいわれるもので、縦径7.3センチメートル、横径6.6センチメートルほど、左右の透しは松、覆輪は竹幹をそれぞれ意匠化したものであろう。銘は「川越住 恒忠作」と鐫(ほ)る。
 恒忠は寛永年間頃(1624から1644)の人で、伊藤一派に属したといわれるが、その詳しい経歴は明らかでない。簡素な中にも落着いた品位を示す作品で、材料、作柄ともに優れ、銘文に「川越住」とあるのも貴重である。

お問い合わせ

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