アメリカオニアザミは、ヨーロッパ原産の多年草で、7月から10月頃に紫色（淡紅紫色）の花を咲かせます。高さは30センチメートルから1メートル程になり、茎や葉、花の周りには堅く鋭いトゲを持つため、安易に触ると大変危険です。
また、種には綿毛があり、風によりタンポポのように種子を飛ばします。
敷地内等で発見した場合には、大きくなる前に処分していただきますよう、ご協力をお願いいたします。

トゲが鋭いため、手で引き抜くよりもスコップなどで周辺の土ごと掘り返すことをお勧めします。
株や根が残っていると再生するため、丁寧に抜き取りを行ってください。また、翌年以降も種の発芽や根茎からの再生が見られなくなるまで繰り返してください。
花が咲いているときに駆除した場合は、そのまま放置しておくと、種が飛散することもあるので、駆除後は、厳重にビニール袋に入れて腐らせるなど、トゲが危なくないようにしてから可燃ごみの日に出してください。
除草剤による駆除も効果的です。