更新日:2018年10月4日
「川越いもの代名詞」とも「サツマイモの女王」とも称される「紅赤(べにあか)」。明治31年(1898)、埼玉県木崎村(現在のさいたま市)の山田いちが、「八房(やつふさ)」から突然変異した「とりわけ肌の鮮紅色なイモ」を発見し、これが「紅赤」となりました。食べてみたところ非常に美味であったため、普及・増産され、現在まで120年以上も栽培されている貴重な品種です。
現在は安納芋(あんのういも)など、甘みの強い、ねっとりとした品種が好まれていますが、「紅赤」は程よい甘みと栗のような風味、ホクホクして粉雪のような舌触りが特徴です。早く火が通るので、天ぷらや栗きんとんの材料として好まれています。
「紅赤」は、他の品種と比べて収量が少ないことに加え、天候の変化や害虫に弱いことから、大変栽培が難しいとされています。市では、紅赤を学校給食で活用するなど、伝統品種「紅赤」を継承していくための活動を支援しています。
平成30年(2018)は「紅赤」が発見されて120年。これを記念して、関係団体などが次の宣言を行いました。
「紅赤いもを守る日」制定宣言~12月1日は紅赤いもの日~(PDF:5,733KB)
川越地方のサツマイモ商品文化「世界一宣言」(PDF:5,421KB)
紅赤120年を記念して、関係団体などがさまざまなイベント等を行います。
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