川越市

東京2020オリンピック・パラリンピックが閉幕しました

更新日:2022年4月1日

令和3年7月23日(木曜)のオリンピック開幕に始まった東京2020大会。9月5日(日曜)に行われたパラリンピックの閉会式をもって全日程が終了し、約1ヵ月間にわたって開催された東京2020大会は幕を下ろしました。

川越がオリンピックの舞台に

オリンピック・ゴルフ競技

2016年のリオデジャネイロオリンピックで、112年ぶりにオリンピック競技として復活したゴルフ。東京2020大会では、男子、女子ともに60名の選手が出場し、それぞれ4日間72ホールの個人戦(ストロークプレー)で競技が行われました。

会場となったのは、川越市笠幡にある、歴史と伝統を誇る名門ゴルフクラブ「霞ヶ関カンツリー倶楽部」。男女あわせて8日間にわたり、熱い戦いが繰り広げられました。

オリンピック霞ヶ関カンツリー倶楽部の写真1枚目
霞ヶ関カンツリー倶楽部 クラブハウス

オリンピック霞ヶ関カンツリー倶楽部の写真2枚目
最高のコンディションと評された美しいコース

競技日程

男子:令和3年7月29日(木曜)から8月1日(日曜)まで
女子:令和3年8月4日(水曜)から8月7日(土曜)まで

主な結果

男子

  • 1位:ザンダー・シャウフェレ選手(アメリカ)
  • 4位タイ:松山 英樹(まつやま ひでき)選手
  • 38位タイ:星野 陸也(ほしの りくや)選手

 
女子

  • 1位:ネリー・コルダ 選手(アメリカ)
  • 2位:稲見 萌寧(いなみ もね)選手
  • 9位タイ:畑岡 奈紗(はたおか なさ)選手

 
男子では松山英樹選手が4位タイ、女子では稲見萌寧選手が銀メダル獲得と、日本人選手も素晴らしいプレーを見せてくれました。川越で活躍する選手の姿を見て、より一層嬉しさを感じた方も多いのではないでしょうか。

川越のおもてなし

「PEACE ORIZURU」事業で川越市中から届けられた折り鶴で霞ヶ関カンツリー倶楽部のクラブハウス内を色鮮やかに飾ったり、市内の花農家さんが育てた「川越産の花」で駅を訪れる人々をお出迎えしたり、市民の皆さんの思いのこもった素敵なおもてなしの数々が、海外から集まったトッププロの選手たちや関係者の目を楽しませ、歓迎の心を伝えてくれました。また、大会の統一デザインを使った市内装飾や、ゴルフ競技期間中に選手の出迎え・清掃活動を行った都市ボランティアの皆さんの眩しい笑顔も、ゴルフ競技会場として大会を迎える川越市を彩りました。

倶楽部ハウス内に飾られた折り鶴の写真(1枚目)

折り鶴による装飾

クラブハウスに入る選手たちを出迎えた、2万羽以上の折り鶴。皆さんから届いた折り鶴を一つ一つ繋ぎ合わせ、高さ約2メートル、幅約5メートルに及ぶ壮大な折り鶴の装飾が出来上がりました。オリンピックシンボル(五輪のマーク)の5色をメインに採用しつつ、様々な色の折り鶴を使って仕上げました。

倶楽部ハウス内に飾られた折り鶴の写真(2枚目)

折り鶴スタンド

クラブハウス内の別の場所には、羽を開いた折り鶴を吊るしたスタンドが飾られました。首の角度まで揃えるなど、一羽一羽丁寧に作られた折り鶴が、選手たちを温かく見守ってくれました。時折穏やかに風になびく姿は、厳しい戦いに臨む選手たちにとって心休まる瞬間となったはずです。

笠幡駅前広場の川越産の花の写真

色鮮やかな川越産の花々

川越駅東口や、西口のU_PLACE前、霞ヶ関カンツリー倶楽部の最寄り駅である笠幡駅前広場など、市内各所に川越産の花を活用したプランターを設置しました。色とりどりに咲いたきれいな花が、訪れた人々を華やかに出迎えてくれました。

笠幡駅前広場の写真

市内を飾った東京2020大会ルック

笠幡駅前広場や川越駅西口からU_PLACEへと続くデッキ上には、東京2020大会の装飾が施されました。今大会は競技会場等の装飾デザインに日本の伝統色を用いており、本市を彩った紫色は、古来より日本の美しい花として知られる「藤」をモチーフとしたものです。東京2020大会を印象付ける装飾とともに、東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」のモニュメントも一緒に大会を盛り上げてくれました。

都市ボランティア活動中の写真

都市ボランティアの皆さん

ゴルフ競技期間中、霞ヶ関カンツリー倶楽部へと続く沿道で、会場へ向かう選手たちに、歓迎・応援の気持ちを届けた都市ボランティアの皆さん。会場周辺の清掃活動も行い、きれいな川越で選手たちを迎え入れることができました。

川越市にゆかりのある選手も大活躍

川越市出身、市内の学校に通っていた、などの様々なご縁で川越にゆかりがある選手たち。オリンピックには17名、パラリンピックには5名、総勢22名もの選手が東京2020大会に出場し、どの選手も全力で戦う素晴らしい姿を見せてくれました。

主な結果

オリンピック

  • 森 さやか選手・我妻 悠香選手(ソフトボール)星野高校出身:金メダル
  • 宮崎 早織選手(バスケットボール女子)川越市立南古谷小学校出身:銀メダル
  • 池田 向希選手(陸上・男子20km競歩)東洋大学陸上競技部出身:銀メダル

パラリンピック

  • 萩原 紀佳選手(ゴールボール女子)埼玉県立特別支援学校塙保己一学園出身:銅メダル

結果一覧

全選手の詳しい競技結果についてはこちらからご確認ください。
各選手の名前をクリックすると、プロフィール等もご覧いただけます。

さらなるご活躍を期待しています

テレビやインターネットでの観戦となった今大会ですが、応援の気持ちはきっと選手のもとへと届き、私たちもまた、画面の中で繰り広げられる熱戦の数々に大きな感動と希望をもらいました。選手の皆さん、ありがとうございました。そして、ゆかりの選手を応援してくださった皆さん、ご声援ありがとうございました。今後も引き続き応援していきましょう!

未来へ繋いでいこう

自国開催となった今大会は、多くの方がこれまで以上に関心を持ち、大会をご覧になったのではないでしょうか。全力を尽くして戦った選手はもちろん、ボランティアの方も自宅で観戦していた方も、皆さん一人一人が自分にできるベストを尽くして作り上げた大会となりました。大会を通して、世界中から集まった多種多様な選手たちが創意工夫して躍動する姿に感動し勇気をもらった方も多いと思います。多くの感動を生み出した今大会は、多様性を尊重し一人一人の違いを認め合う「共生社会」への大きな一歩となり、未来の更なる豊かな社会の実現に繋がることでしょう。

最後に

2013年に東京大会の開催が決定して以降、約8年にわたり、本市でも様々な準備や取組みを行ってきました。大会に関連する取組みやイベント、活動へのご理解ご協力、誠にありがとうございました。

世界中からトップ選手が集うオリンピック(ゴルフ競技)が川越を舞台に開催されたことは、本市の歴史に残る大きな誇りです。この経験を未来へ継承し、よりよい川越、よりよい社会を作っていきましょう。

お問い合わせ

総合政策部 政策企画課 広域企画担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5503(直通)
ファクス:049-225-2895
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