更新日:2024年3月25日
性のあり方は、次の4つの要素から考えることができます。
男女の区別や異性愛の枠組みにとらわれない、多様な生のあり方を尊重する動きが高まっています。
「身体の性」と「心の性」が一致しない人や、同性を好きになる人など、性的少数者の総称の1つに「LGBTQ」があります。
L:レズビアン(女性の同性愛者)
G:ゲイ(男性の同性愛者)
B:バイセクシュアル(両性愛者)
T:トランスジェンダー(「身体の性」と「心の性」が一致しない人)
Q:クエスチョニング(性のあり方を決めていない、決められない等の人)
このほかにも、X:エックスジェンダー(性自認が、男性・女性に当てはまらないと感じる人)や、A:アセクシュアル(他人に恋愛感情を抱かない人)など、さまざまな人がいます。
民間企業等による調査では、人口の約5パーセントから8パーセントがLGBTQに該当するという結果が出ています。「私の周りにはいない」と感じる人も多いと思いますが、差別や偏見を受けることを恐れ、自分が性的少数者であることを秘密にしたまま生きている人も少なくありません。
すべての人が個人として尊重されるよう、多様性を認め合い、誰もが自分らしく生き生きと暮らせる社会の実現を目指し、多様な性のあり方について理解を深めましょう。
川越市マスコットキャラクターときも(ALLYバージョン)
応援者、味方の意味で、性的少数者を理解して支援している人、または支援したいと思う人のことをいいます。
多様性を認め合いながら、誰もが自分らしく暮らせる社会を実現するためには、ALLYの存在が大切です。
性的少数者は、周囲の理解不足や偏見などにより、生活の中でさまざまな困難に直面することがあります。
「第六次川越市男女共同参画基本計画」では、「多様な性のあり方への理解の促進と支援」を重点課題に位置づけ、次のような取組等を行っています。
川越市男女共同参画情報紙「イーブン」についてはこちらをご覧ください。
関連記事:47号(平成30年3月)、50号(令和元年11月)、51号(令和2年3月)、52号(令和2年9月)、令和2年12月号外、55号(令和4年3月)、57号(令和5年3月)、59号(令和6年3月)
令和4年7月8日から、埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例が施行されました。
この条例は、性の多様性を尊重した社会づくりに関し、基本理念を定め、県、県民及び事業者の責務を明らかにするとともに、その取組を推進するために必要な事項を定めることにより、全ての人の人権が尊重される社会の実現に寄与することを目的とするものです。
条例の詳細については、こちらからご覧ください。(外部サイト)
その他の埼玉県の取組状況については、こちらからご覧ください。(外部サイト)
令和5年度埼玉県LGBTQ県民講座をYouTube埼玉県公式チャンネル(サイタマどうが)で配信しています。
日時 | 令和5年7月3日(月曜)から令和6年3月15日(金曜) |
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視聴方法 | YouTube埼玉県公式チャンネル(サイタマどうが)(外部サイト) |
講師 | 五十嵐ゆりさん |
演題 | ーあなたもアライ(ALLY)にー |
問い合わせ | 埼玉県県民生活部人権・男女共同参画課 |
専門の相談窓口でないものもありますが、市や県等が設置する相談窓口をご案内しています。
市民部 男女共同参画課 男女共同参画担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5723(直通)
ファクス:049-224-6705
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