更新日:2015年1月3日
開催日時 | 平成26年3月27日(木曜)午後1時30分から午後3時30分 |
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開催場所 | 川越市立美術館 アートホール |
議題 | (1)子ども・子育て支援事業計画の策定について (2)条例制定に向けた市の基本的な考え方について (3)その他 |
会議の公開・非公開 | 公開 |
傍聴人 | なし |
※会議録ではそれぞれ以下のように表記する。
次世代育成支援対策行動計画 → 次世代計画
子ども・子育て支援新制度 → 新制度
川越市次世代育成支援対策推進委員会 → 推進委員会
川越市次世代育成支援対策地域協議会 → 地域協議会
川越市次世代育成支援対策地域協議会作業部会 → 作業部会
川越市社会福祉審議会児童福祉専門分科会 → 専門分科会
◎ 議題1に関し事務局より項目ごとに説明後、出席者による討論が行われた。内容は下記のとおり。
(委員)
次世代計画は事業数が多すぎるので、事業を絞って盛り込むのはよい。子ども・子育て支援の事業計画なので、子どもと子育てをする人を支援するという視点を入れる。保護者の子育てに対する不安をなくすことが子どもの幸せにつながることは間違いないが、親の成長を促す機会が少ない。発達障害だけでなく愛着障害など、要支援児童は増えている。
(委員)
「子どもに関する専門的な知識及び技術を要する支援に関する都道府県が行う施策との連携に関する事項」は任意記載事項であるが、必ず記載してほしい。
(委員)
基本理念(案)中の、「保護者は子育てについて第一義的責任を有する」と記載は国が示したものであると思うが、本市の基本理念の中ではそれを強調する必要はないのではないか。
(事務局)
たたき台として示したものなので、ご意見を取り入れていきたい。
(委員)
次世代計画の基本理念で「親」と記されていた部分が、事業計画では「保護者」に変わった。保護者であれば、親だけでなく親戚なども含まれる。事業計画の基本理念(案)中の「親も親として成長していく」についても「親」を「保護者」に変えてはどうか。
(委員)
2ページの「子ども・子育て支援の意義」にあるような「地域や社会が保護者に寄り添い、子育てに関する負担や不安、孤立感を和らげる」などの表現を盛り込むのはどうか。保護者に寄り添っていくという考え方が示せるのではないか。
(委員)
地域子育て拠点は、利用している時は良いが、地域に戻ったときに近所に知り合いがいないと保護者が孤立してしまうので、やはり地域の役割は重要である。次世代計画で初めて地域が強調されたが、事業計画の中でも地域について具体的に表現されるとよい。
(委員)
サポートをする側の人の資格が問われていない部分があるが、資格のない人に子どもを預けることは不安である。本市の事業計画の中に、資格要件をある程度盛り込んだほうが良いのではないか。
◎ 議題2に関し事務局より説明後、出席者による討論が行われた。内容は下記のとおり。
(委員)
本市の学童保育は、学校の施設内で実施しており、学校内にスペースが確保できるかという問題も含め、量的には足りているのか。
(事務局)
現状では待機児童はなく、申請が出て条件が合えば入室していただいている。今後、質の確保が問題となると思う。
(委員)
学童についてはまだよいが、認定こども園については、時間が限られている。国から示されるのを待った方がよいのか悩ましいところであ
る。
(事務局)
国から示された内容については「今後大幅に変更がありうる」とあるため、現状では6月議会への上程が難しい。
(委員)
幼稚園は10月に入園説明会がある。認定こども園への移行希望が4園から出ているというが、移行するためには、9月の理事会で承認を得てから県に申請しなくてはならないため、27年4月からの移行は実質的に難しくなる。
認定こども園への移行が間に合わない中で、幼稚園の預かり保育で対応できる部分があると思う。11時間は開所していないが9時間は開所している。幼稚園の預かり保育についても市として取り上げていくべきである。
(委員)
保育と教育が一緒になった場合どうか。
(委員)
保育の部分は保護者の就労を中心とした視点であるが、保育と教育が一緒に提供されるのは保護者にとっては良いことであると思う。
一方で、幼稚園では放課後の過ごし方についても保護者と一緒に考えているが、勤めを終えて2から3時間しか一緒に過ごせない保護者に対して同じように話すことは難しい。子どもと長く一緒に過ごせないことに罪悪感を抱いている保護者もいるので、さまざまな事情の保護者を同じように園が支援していくことは難しい。
認定こども園は、外側からは魅力的に見えるかもしれないが、子どもの視点に立ったときに難しさを感じる幼稚園は多い。
◎ 議題3その他として事務局より次回の会議について連絡。
議題:新制度に係る事項
開催日:4月25日 午後
詳しい日程等は決定次第通知。
【資料1】子ども・子育て支援事業計画の策定について(PDF:507KB)
【資料2】幼保連携型認定こども園認可基準(案)(PDF:283KB)
【資料3】家庭的保育事業等の設備運営基準(案)(PDF:336KB)
【資料4】放課後健全育成事業の設備運営基準(案)(PDF:336KB)
【追加】学童保育における設備・運営基準策定にあたっての本市の考え方(PDF:114KB)
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