本市では、平成15（2003）年4月に中核市に移行し、本市に保健所を設置したことから、保健医療に関する行政サービスを総合的に提供できる体制となりました。
　そこで、本市においては、地域の現状を踏まえた保健医療の在り方とその実現のための方向性を明らかにすることを目的として、平成18年（2006）年3月に「川越市保健医療計画」を策定し、保健医療に関わるさまざまな取組を体系化し、計画的な推進を図ってきました。
　また、平成28年（2016）年3月には、さらなる保健医療の充実を図るため、「第二次川越市保健医療計画」を策定し、保健対策の推進や、医療体制の確保、保健医療の充実に取り組んできました。
　本計画は、第二次計画の次期計画として、社会状況の変化等に対応するとともに、「第四次川越市総合計画」の「福祉・保健・医療」の分野の方向性として掲げられた「住み慣れた地域で、一人ひとりが健康でいきいきと安心して暮らせるまち」を目指し、さらなる保健医療の充実を図るため、令和3年（2021）年度以降の保健医療に関する取組を体系的に整理し、計画的に進めることを目的として策定いたしました。