本市の強みである各産業の特性を踏まえ、産業振興に関する方向性や新たな取組を定めるものとして、平成12年3月に「川越市産業振興ビジョン」を策定、その後、産業構造や社会環境の変化に対応した修正が必要となったことから、平成19年3月及び平成28年3月に見直しを行いました。

平成28年度からの5年間を計画期間とした「川越市産業振興ビジョン」については、新型コロナウイルス感染症の影響によって令和3年度まで計画期間を延長し、市内の産業・経済の振興を図る施策を推進してきました。

このたび、計画期間の満了に伴い、これまでの取組の達成度を評価して課題や方向性を見直すとともに、これからの川越の産業振興のために取り組むべき事項を明らかにし、効果的に施策を推進することができるよう、新たな「川越市産業振興ビジョン」を策定しました。

令和4年度から令和7年度までの4年間とします。
なお、計画期間において大きな経済情勢や社会情勢の変化が生じた場合には、必要に応じて見直しを行います。

「第四次川越市総合計画」を上位計画とし、関連計画との整合を図りながら策定する産業振興を図るための計画です。
また、本市では、中小企業の振興に関する基本理念や市の責務等を定めた「川越市中小企業振興基本条例」を平成27年3月に制定しています。「川越市産業振興ビジョン」は、この条例に基づく、中小企業の振興に関する施策としての位置づけも有しています。

次の100年も選ばれ続ける「KAWAGOE（かわごえ）」を目指して

基本目標1　中小企業支援による持続化と就労環境の整備による雇用の安定
基本目標2　商店街の魅力の向上とにぎわいの創出
基本目標3　企業誘致の推進等による産業競争力の強化
基本目標4　産業間連携と地域資源の活用等による新たな価値の創造

ビジョンで定めた数値目標の達成状況について公表します。