川越市

川越市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例

更新日:2017年2月28日

条例の趣旨

 本市において、歴史的建築物は、良好な状態で将来の世代に継承していかなければならない貴重な資産であり、これまでその保存のための施策を推進してきました。
 こうした中、近年、歴史的建築物の中には、所有者の高齢化や経済状況の変化等により、新たな用途への変更や大規模な修繕等を行わざるを得ない事例が増えており、このような建築行為を行おうとする場合、現行では建築基準法に適合させることが求められ、景観的・文化的に価値のある意匠や形態等を保存しながら使い続けることが困難になることがあります。
 このような状況を踏まえ、今回、特に景観上・文化上重要なものとして位置づけられる歴史的建築物について、建築基準法第3条第1項第3号に規定する「現状変更の規制及び保存のための措置を定める条例」として、「川越市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」を制定し、建築基準法を適用するのではなく、それぞれの建築物の状態や周辺環境への影響を考慮しながら、構造、防火、避難等の安全性を確保するための措置を講じることにより、その保存及び活用を図ります。

保存活用計画

 建築基準法の適用除外指定を受けようとする歴史的建築物の所有者は、条例第3条第2項に基づき保存活用計画を作成する必要があります。当該計画の策定にあたっては「川越市歴史的建築物保存活用計画策定指針」に則り行ってください。
 本条例に基づき、建築基準法の適用除外を希望する場合は、事前に都市景観課までご相談ください。

お問い合わせ

都市計画部 都市景観課 都市景観担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5961(直通)
ファクス:049-225-9800
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