水道局のおはなし

ページID1014714  更新日 2024年12月23日

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水道水ができるまで

水を集める

川越市の水道水は、地下水と県水(埼玉県が川の水をきれいに処理した水)でできています。地下水は全体の約10%で、県水が約90%を占めています。地下水は井戸からくみ上げて、県水は川越市がお金を払って埼玉県(埼玉県企業局)から買っています。

浄水場での処理

井戸からくみ上げた水は浄水場に送られて、水質を調べます。水質は「水質検査計画」というルールに基づいて管理しています。浄水場では、ろ過や消毒をして、安全でおいしい水道水を作っています。

水を届ける

浄水場できれいになった水は、配水管を通ってお家やお店に届けられます。川越市の配水管は1,475kmもあって、市内のほぼ100%の人が水道水を使えます。

水質を守る

蛇口の水質を調べるだけではなく、水源や浄水場でも水質をチェックしています。また、水質に問題があったときの対策(「水安全計画」)も決めていて、いつでも安全な水を届けられるようにしています。

水道水ができるまで

下水道のしくみ

汚水処理と雨水処理

下水には台所やトイレなどの「汚水」と、道路や家に降った「雨水」の2種類があります。
家庭から出た汚水と雨水は下水道管で集められたあと、汚水は終末処理場へ、雨水は川などに排水しています。
川越市の下水の流し方は2種類あって、それぞれ「合流式下水道」と「分流式下水道」と呼ばれています。

 

合流式下水道

汚水と雨水を同じ管で流す仕組みを合流式下水道といいます。この仕組みは主に市中心部で使われていて、汚水と雨水は一緒の管を通って排水され、市内の新河岸川上流水循環センターで処理されています。

合流式下水道

分流式下水道

汚水と雨水を別々の管で流す仕組みを分流式下水道といいます。汚水は専用の汚水管を通って排水され、和光市の新河岸川水循環センターで処理されています。この方式は主に市中心部の周辺で使われています。

分流式下水道

雨水の処理

市中心部では合流式下水道で、周辺では分流式下水道で雨水を排水しています。排水先は、地形によって入間川や小畔川、不老川、新河岸川に分かれています。川越市では浸水対策として雨水施設の整備を進めていて、雨水管や雨水貯留施設が作られています。

最近は集中豪雨などで市街地に雨水があふれてしまうこと(注釈1:内水氾濫)が多くなったので、川越市では「注釈2:内水ハザードマップ」というものを作成して市民のみんなに情報を提供しています。

 

(注釈1)雨の量が下水道管などの能力を超えた時に雨水を排水できなくなり、市街地にあふれることを内水氾濫といいます。
(注釈2)内水ハザードマップは、内水氾濫による被害予想や避難場所などの情報を地図に書いた防災マップのことです。

このページに関するお問い合わせ

上下水道局 総務企画課 企画担当
〒350-0054 川越市三久保町20番地10
電話番号:049-223-3061 ファクス番号:049-223-3078
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