女性の健康

ページID1005975  更新日 2025年3月24日

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女性のからだは、女性ホルモンの影響によって変化します。長い人生を健康で快適に過ごせるよう、各時期のこころとからだの特徴を知っておきましょう。

  • 思春期(小学校中学年から18歳ごろ)
    女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモン(エストロゲン)の産生が急激に増え、大人へと成長していく時期です。
  • 成熟期(18歳から45歳ごろ)
    排卵・月経のリズムも安定し、とくに20から30代半ばは妊娠・出産・育児のための機能が備わる時期といえます。
  • 更年期(45歳から55歳ごろ)
    卵胞ホルモンの分泌量が急激に減少し、ホルモンバランスの乱れが心身にさまざまな影響を及ぼします。

女性ホルモンのグラフ:イラスト

甲状腺について

甲状腺の位置のイラスト

女性に多い甲状腺の病気

甲状腺の病気は女性にとても多いです(甲状腺機能亢進症の主な疾患であるバセドウ病の男女比は、1:3から5で女性に多い)。
月経異常や不妊、流産の原因になることも多く、女性にとっては注意したい病気です。

甲状腺とは?

  • 蝶ネクタイの位置にある15から20g程度の小さな臓器
  • 発育や成長、新陳代謝に必要な甲状腺ホルモンを分泌する

甲状腺機能異常はいつ、だれに起こる?

甲状腺疾患の有病率や発症率については、 妊娠、出産という女性にとって重要なイベントに関連することが知られています。

甲状腺疾患について

甲状腺機能等
甲状腺機能 疾患 症状
甲状腺機能亢進症 バセドウ病など 多汗(体温の上昇)、動悸、体重の減少、手の震えなど
甲状腺機能低下症 橋本病など 寒がり(体温の低下)、疲労感、筋力低下、肌の乾燥やむくみなど

症状が更年期障害の症状と似ていますが、別の病気が隠れている可能性があります。上記のような症状を感じた場合は、「ちょっと早いけど、更年期の不調かな?」と思わずに、医療機関を受診しましょう。

診断

主な症状と血中のホルモンを測定する甲状腺機能検査により診断します。

治療法

甲状腺機能をコントロールする薬物療法が行われます。手術が必要なこともありますが、適切な診断・治療がなされれば、多くは入院せずに治療可能です。

その他

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