シックハウス症候群についてのご相談
最終更新日:2018年11月29日
1.シックハウス症候群とは?
室内の空気環境の悪化により、そこに住んでいる人の健康が損なわれることをシックハウス症候群と呼んでいます。
最近の住宅は気密性が高く、部屋の中の空気が滞りがちになるため、このような問題が増えてきたと言われています。
詳しくは厚生労働省で発行しているパンフレット(下記リンク先のページ-2 トピックス-パンフレット)をご覧ください。
パンフレット「健康な日常生活をおくるために:シックハウス症候群の予防と対策」(外部サイト)
2.シックハウス症候群により起きる症状
代表的な症状として、目や鼻、のど等の粘膜を刺激する症状が出ます。
(1)目:ちかちかする・涙が出る
(2)鼻:くしゃみ・鼻水・鼻がツーンとする
(3)のど:渇き・痛み・イガイガ・せき・たん
上記の他にも頭痛・めまい・疲労感・けん怠感・吐き気など様々な症状が出る場合があります。これらの症状は、問題となっている建物を離れることで改善します。
3.シックハウス症候群の主な原因
建材や家具等から発生する化学物質、ダニ、カビ等の成分を吸入することにより発生すると言われています。
4.シックハウス症候群にならないためには
シックハウス症候群防止のため、次のことに気を配ると良いと言われています。
(1)部屋の換気:汚れた空気を滞らせないよう、常に室内の換気・通風を良くする
(2)湿度を抑える:ダニやカビは湿気を好むため、湿度が高くなり過ぎないよう気を付ける
(3)室内の掃除:ダニやその死骸等を減らすため、こまめな掃除を心がける
(4)建材への配慮:家の新築やリフォームの際、建築業者とよく相談し、化学物質の発生が少ない建材を使用すること
5.シックハウス症候群についてのご相談は
川越市内の建物にお住まいの方で、シックハウス症候群が疑わしい健康被害が発生した場合は、医療機関への受診と併せて下記の連絡先までご相談ください。問題となっている川越市内の建物について、保健所職員による空気環境調査を実施しております。
お問い合わせ
保健医療部 食品・環境衛生課 環境衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261