有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について
最終更新日:2024年3月18日
PFOS及びPFOAの性状等
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)は、半導体用反射防止剤、金属メッキ処理剤、泡消火剤などに、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに使われてきましたが、近年、環境中で分解されにくく、高い蓄積性があることから、国内において、製造・輸入等が原則禁止となっています。
PFOS及びPFOAの暫定指針値
公共用水域及び地下水について、PFOS及びPFOAの環境基準は設定されていません。暫定指針値として、1リットル当たり50ナノグラム(PFOS及びPFOAの合算値:50ng/L)が設定されています。ナノグラム(ng)は、10億分の1グラムの質量になります。
市内の調査結果
令和5年度に川越市で実施したPFOS及びPFOAの調査結果は以下のとおりです。
調査番号 | 検体 | 調査地点 | 調査年月日 | PFOS及びPFOA |
---|---|---|---|---|
1 | 河川水 | 入間川(初雁橋) | R5.9.5 | 9.0 |
2 | 河川水 | 新河岸川(旭橋) | R5.9.5 | 24 |
3 | 河川水 | 不老川(不老橋) | R5.9.4 | 13 |
R5.12.5 | 15 | |||
4 | 河川水 | 不老川市境(中福528付近) | R5.9.7 | 10 |
R5.12.5 | 9.1 | |||
5 | 河川水 | 久保川(久保川橋) | R5.9.5 | 72 |
6 | 河川水 | 久保川市境(第255号橋(南大塚3丁目15付近)) | R5.9.5 | 78 |
R5.12.5 | 8.1 | |||
R6.1.11 | 9.4 | |||
7 | 地下水 | 南大塚地区 | R5.10.24 | 6.0 |
8 | 地下水 | 今福地区 | R5.10.23 | 48 |
9 | 地下水 | 砂新田地区 | R5.10.24 | 24 |
調査地点はダウンロードから閲覧できます。
川越市では、令和3年度から公共用水域のPFOS及びPFOAの調査を実施しています。過去の結果についてはリンクページから閲覧できます。
今後の対応
PFOS及びPFOAについて監視を継続していきます。
PFOS、PFOAに関するQ&A集について
環境省が設置したPFASに対する総合戦略検討専門家会議の監修の下で「PFOS、PFOAに関するQ&A集」が作成されています。Q&A集については、リンクページから閲覧できます。
川越市の水道水における有機フッ素化合物の検査結果
川越市上下水道局では水道水の有機フッ素化合物を検査しており、安全な水道水をお届けしています。検査結果については、リンクページから閲覧できます。
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お問い合わせ
環境部 環境対策課 水質・土壌担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5894(直通)
ファクス:049-225-9800