川越市

市長対談 その4 子育てしやすいまちってどんなまち!?

更新日:2022年7月11日

これからの「子育て」の話をしよう

市長対談写真

地域でつながる 地域で見守る

市長の写真

【市長】未来に向けて、子育てのしやすいまちについてどういうイメージやお考えを持っているか聞かせていただけますか。

参加者やなぎさんの写真

【やなぎ】昔と比べて今は、コミュニティや地域全体で、子どもや子育て家庭を見守っていくのが少し難しいと感じています。昔のように、地域全体で子どもを見守ってあげられるまちであれば、家族も安心で負担も減るだろうし、子どもにとってもいいのかなという風に思ったりしますね。川越であれば、近所のおじいちゃん、おばあちゃんも知っていて、親が近くにいない時も、子どもは安心して遊べるぞ、逆にこんなことしたら怒られそうだな、という雰囲気があるといいですね。
川越には、ユネスコ無形文化遺産に登録されている川越まつりがありますが、大人も子どもも一緒に参加できる祭りやイベントを通して地域社会を作っていくことは、とても大事だと思っています。今、川越の伝統行事はまだ健在ですが、他の地方都市ではそれが難しくなってきた部分があると思うんです。親以外の人と関わる機会であり、将来はそれを失わない形で、川越のまちが発展していってほしいと思っています。

【市長】そうですね。人と人とのつながりは大切ですよね。

市長対談写真

【やなぎ】また、基本的な生活に困難を抱える人もいらっしゃるので、その人たちが不自由なく生活できる環境を整えてあげないと、将来の話にはつながらないのかなとも思っています。

コロナになっていろいろなところでオンライン化が進んできています。川越の魅力を発信することで、子育て世代も川越に来たいとか、川越の子ども達も外に行かずに自分のふるさとを大好きになるとか、そういうところにつながるといいなと思いました。

子どもが『子どもらしく』過ごせる未来に

参加者こんどうさんの写真

【こんどう】やなぎさんと通じるかもしれませんが、子どもが堂々と、子どもらしく過ごせる未来であってほしいなぁと思っています。
子どもを連れていると肩身が狭くなってしまう場面があると聞きますし、私自身も実際にあります。電車とかバスといった公共交通機関にも、ドキドキしながら乗ったりするんですよ。この中で泣かないかなとか思ったりもするので、「そのままでいいんだよ。」って、「みんなそうやって泣きながら見守られながら育ってきたんだよ。」って地域の温かく見守る目があると安心して子育てができる気がしています。

市長対談写真

少子高齢化になってきているので、子どもの人数が絶対的に減っているのかもしれないけれども、未来を担っていくのは子どもたちだと思うので、子どもらしくわーって走ったり転んだり、泥んこになったりするような環境が未来にもあるといいなって思います。
また、生きづらさを抱えているような子ども達も肩の力を抜いて過ごせて、みんなが笑顔で過ごせる未来であればいいなと思っています。

川越全体で子育てを応援してほしい

参加者なかのさんの写真

【なかの】新規ウインドウで開きます。子育て支援センターは年齢の違う子どもが年齢による体格差などに配慮して遊べるような工夫があると、もっと利用しやすいなって思います。
また、産婦人科や病院がもっと増えて行きやすくなるといいなと思います。
それと、子育ては日々状況が変わっていくし、なかなか思い切って連絡できない方もたくさんいるので、そういった人の声を拾えるように、訪問でいろいろな人の声を聞いてあげられる体制があったらと思います。

市長対談写真

【こんどう】川越のまちが好きなので、子どもたちが昔から残っている文化に触れられる機会があるのはすごく素晴らしいと思います。
古き良き物を残しながら、子どもたちが住みやすいまちに柔軟に変化して行く。古き良き物を残しながら、新しいものを取り入れていく、「川越ってチャレンジしているね!」っていうようなまちであってほしいなあと思っています。

参加者みなさんの話を受けて

市長対談写真

【市長】地域で子どもを見てくれるような環境があればいいな、というお話がありましたが、昔と比べて人と人とのつながりが少なくなっていますよね。いろんな要因があると思うんですが、それを変えていくには、やはり大変時間もかかります。
いろいろご意見を聞かせていただきましたが、本当に貴重なご意見ばかりだと感じております。できるところから対応していきたいと思います。

ネットワークのイラスト

【川越子育てネットワーク】この川越で子育てをしているすべての人が住みやすい川越になるよう、一市民として、また一市民団体として私たちも一緒に考えますので、今後とも市長、どうぞよろしくお願いします。
本当に今日はありがとうございました。

最後のテーマはこちら↓

前のテーマはこちら↓

お問い合わせ

こども未来部 こども政策課 こども政策担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6278(直通)
ファクス:049-223-8786
E-Mail:このページの作成担当にメールを送る

市のトップへ戻る