更新日:2023年6月30日
「民生委員・児童委員」は地域住民の身近な相談役として、地域の中から選ばれ、子どもから高齢者まで地域の皆さんが安心して暮らせるように活動をしているボランティアです。「民生委員・児童委員」について知っていただき、活動へのご理解ご協力をお願いします。
令和4年12月1日現在、市内では513人(定数)の民生委員・児童委員が担当地区ごとに活動しています。
地域社会のつながりが薄くなっている今日、子育ての悩みを抱える人や高齢者などが孤立してしまうケースがあります。そこで民生委員・児童委員が地域住民の身近な相談相手となり、住民と関係機関のつなぎ役を務めています。
民生委員・児童委員はプライバシーに関わる相談を受けるため、守秘義務が課されています。相談した方の秘密は守られますので、安心してご相談ください。
民生委員・児童委員の活動は多種多様です。例えば、高齢者世帯の見守り訪問や会食会、配食サービス、サロンなどの地域の集いの場づくり。また、子育て家庭からの相談や学校との連絡会議などの活動をしています。
社会福祉協議会や地域包括支援センターなど、さまざまな関係機関と連携しながら次のような活動もしています。
介護予防のために行われているいもっこ体操。民生委員・児童委員は訪問先の高齢者の方に参加を呼びかけたり、体操に参加したり積極的に協力しています。
本市の主任児童委員全員で企画する、年に1度の人気のイベントで子育て家庭から大変好評です。子どもが自由に遊べるコーナーがたくさんあり、保護者同士で情報交換をしたり、地区の主任児童委員とつながれる機会になっています。
なお、公民館で開催される子育てサロンにも各地区の主任児童委員が参加している場合があります。
市内には22の地区ごとに民生委員児童委員協議会(民児協)が設置されています。委員はそれぞれ担当地区の民児協に所属しています。
民児協はおおむね月に1度定例会を開催しています。定例会は活動に関する連絡や調整を行うだけでなく、委員同士の情報交換や研修が行われ、委員の資質向上のために大切な場となっています。
民生委員・児童委員は、担当地域内の実情を把握しておく必要があることから、皆さんのご家庭を訪問する場合があります。
また、3年に1度、皆さんのご家庭に居住者カードを配布して調査を実施しています(一部の地区を除く)。支援が必要な方への福祉活動を行うための大切な資料となります。ご提出は任意ですが、できる限りのご協力をお願いします。
高齢者等のお宅に「民生委員」を名乗り、家族構成などを聞き出そうとする不審な電話が市内で確認されています。
変だな、おかしいなと思った場合は、その場で答えず、福祉推進課やご家族に確認をお願いします。
福祉部 福祉推進課 地域生活支援担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5769(直通)
ファクス:049-225-3033
E-Mail:このページの作成担当にメールを送る