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市長の川越きらり企業訪問記

最終更新日:2023年12月6日

都心から30km圏に位置する川越市は、充実した鉄道・道路交通網を有するなどポテンシャルの高い都市として、多くの企業が多様な業種にわたり事業を展開し、本市の産業を支えています。
こうした市内企業を訪問して、事業の内容や製品・技術などについてお話を伺うとともに、工場等の現場を拝見させていただき、訪問した企業や訪問の様子を順次ご紹介してまいります。
また、じかに把握した現場の実情などを、今後の産業振興施策に生かしてまいります。

第5回:ヒーハイスト株式会社

令和5年10月27日(金曜)に市長の川越きらり企業訪問第5回として、川越市今福にあるヒーハイスト株式会社を訪問しました。令和5年4月に完成したばかりの工場A棟を始めとした工場見学の後、尾崎浩太代表取締役社長ほか社員の皆様と意見交換させていただきました。
同社は主力の直動機器のほかユニット製品、レース用部品などの精密部品加工も手がけています。また、釣り具の部品に同社の技術が採用されるなど様々な分野での活躍が期待されています。
令和3年度に「クサビ式減速機構を搭載した超精密1軸ステージ及び超精密XYθステージ」で川越ものづくりブランドKOEDO EーPROの大賞を受賞しました。

ヒーハイスト株式会社外観写真
ヒーハイスト株式会社外観

工場見学

切削や研磨、組み立てなど様々な工程があり、熟練者による作業が必要とされる一方で、新しく建てられた工場A棟では、多くの機械が設置されていますが、現場では自動化が進んでおり、常時社員の方が機械の近くで待機している必要はないそうです。

工場見学
尾崎代表取締役社長(左)より説明を受ける川合市長

尾崎代表取締役社長と意見交換

対談の様子
尾崎代表取締役社長(左手前側から2番目)ほか社員の皆様と対談

Q.御社では何人ぐらいの方が働いているのですか。
A.埼玉工場のほか秋田にも工場があり、役員や実習生を含めると、約150人です。
 外国人の方もたくさん働いており、特にベトナム人が多いです。
 今は、働く場として優秀な社員に選んでもらえていますが、いつまでも続くとは限らないという危機感を持っていますので良い労働環境を維持していきます。
Q.作業を完全に自動化する考えはありますか。
A.現場は極力、自動化を進めようと考えていますが、製造する数量にもよるので、半自動化が当社には合っていると思います。
 直動機器は、半導体製造装置等に使われる自動化のための機械要素部品であり、今は調整局面ですが、今後も絶対に伸びる製品。
 機械の自動化を支える製品を増産して貢献していきたいと思っております。
Q.川越市に求めるのはどんなことですか。
A.地元で働きたい人を雇用したいと考えています。
 それぞれのライフイベントに対して遠距離通勤では難しいところも出てきます。
 仕事とプライベートを両立させ、地元で活躍したい方を採用し、地元の雇用拡大につなげていこうと思っております。

世界で活躍する同社は現在、海外市場の景気に左右され我慢の時だそうですが、やるべきことに取り組み、次のチャンスに備えて生産を続けようという尾崎代表取締役社長の決意が垣間見えました。
社名「ヒーハイスト」は、ギリシャ神話の鍛冶の神、工芸の神、火の神であるヘファイトスに由来しているそうです。
鋼を極める高度の技術、創造とファインメカニカルへの情熱を燃やし続けたいとの願いが込められた社名にふさわしく、お客様にご満足いただけるよう「義の心で真摯に応える」尾崎社長の熱い気持ちが印象的でした。

集合写真
玄関前で尾崎社長(中央)を囲んで

第4回:株式会社ビー・エム・エル

令和4年12月16日(金曜)に市長の川越きらり企業訪問市制100周年記念第2弾として、川越市的場にある株式会社ビー・エム・エル総合研究所を訪問しました。今回は新型コロナウイルスの検査室など研究所内の見学の後、近藤健介代表取締役社長ほか社員の皆様と意見交換させていただきました。
本市をはじめ新型コロナウイルスの検査体制の整備について多大なるご協力を頂いています。

外観
株式会社ビー・エム・エル総合研究所外観

研究所見学

研究所内では、様々な検査機器が並び、自動化が進められています。
生物学検査室では、ロボットが検体を運搬している様子を見学しました。翌日の朝に結果が出せるように、検査は主に夜間に行われているそうです。
細菌検査室では、顕微鏡を覗きながら検査員の方が検査を行っていましたが、ここでは、顕微鏡から目を離さずに検査を行えるよう、検査員の方の音声を自動で入力するシステムが活躍していました。

近藤代表取締役社長と意見交換

意見交換
近藤健介代表取締役社長(奥側左から2番目)ほか執行役員の皆様と意見交換

Q御社では、どのくらいの数の検体を扱っているのですか。
A株式会社ビー・エム・エル全体で1日におよそ患者30万人分の検査を行っています。この総合研究所では15万人分ぐらいです。

Q新型コロナウイルスの検査では、大変お世話になりました。最近は検体数は少なくなっているのですか。
A多いときは、株式会社ビー・エム・エル全体で1日4万8千件、この総合研究所で半数の2万4千件を行っていました。現在は、1日1万5千件ほどになっています。

Q多くの検査を行っていますが、試薬製作の分野への事業展開は考えていますか?
A自社で製作した試薬が最も良いものとは限りません。最良ではない試薬を使わなければいけないような制約を受けたくないので、そのような事業展開の予定はありません。

見学前に、近藤代表取締役社長より「検査は命にも係わる重要な仕事です。だからこそ、細心の注意を払い間違いのない仕組み作りを行っているので、そこを見て頂ければ」との言葉が印象的でした。医療の一部を担っている企業であるとのプライドを持って業務に取り組まれている様子が分かりました。

集合
玄関前で集合写真

第3回:株式会社右門

令和4年10月7日(金曜)、市長の川越きらり企業訪問市制100周年記念として、川越市石田にある株式会社右門の第一工場を訪問しました。社員の皆様から製品の説明を受けながら工場内を見学し、その後、町田代表取締役と対談させていただきました。
株式会社右門は、昭和32年(西暦1957年)創業のお菓子メーカーです。さつまいもを使用した「いも恋」を主力とするお菓子を製造しており、従業員数約120人を抱える企業で、今回訪問した第一工場は令和2年に稼働しました。

株式会社右門の外観
株式会社右門第一工場外観

工場見学

工場見学では、いも恋の生産工程等について見学させていただきました。
さつまいもの裁断から始まり、生地作りの工程、蒸しから包装に至るまでを拝見し、各所の手作業の工程にベテランの技が光っていました。

工場見学集合写真
前列左から二番目:町田代表取締役 前列左から三番目:川合市長

町田代表取締役と対談

市長の質疑写真
町田代表取締役と対談の様子

対談では、市長からの質問にお答えいただく形式で右門の現状や将来像について伺いました。
Q新工場の生産能力はどれくらいなのでしょうか。また、販売しているお菓子の種類は何種類でしょうか。
A業務はシフト制で最大の稼働で一日に1万4千個程度の「いも恋」を生産することができます。菓子の種類として常時生産するものは10種類程度で季節折々の菓子として3~6種類生産しており20種類程度にしています。
Q新商品の開発は、社長がアイディアを考えているのですか。
A新製品の開発として皆で意見を出し合って検討しています。試作の結果、おいしくても、手間や流通の問題で製品化に至らないものもあります。
Q川越のお菓子として名高い「いも恋」ですが、販売エリアの拡大は考えているのですか。
A現在、川越を中心に展開しており大宮にも店舗を持っていますが、これ以上の外部への展開は考えておらず、川越でしか買えないお菓子としてブランディングしたいと考えています。
Q株式会社右門として企業にはSDGsなど様々な社会的な課題がありますが何か取り組みを行っていますか。
A右門では、お菓子を通して社会に笑顔を届けるということを念頭に置いており、フードパントリーにも協力しています。
Q市に求める施策はありますか。
A株式会社右門は川越に根付いて商売を行っており、これまで続けてくるには周囲の皆さんの協力が不可欠でした。税収の効果を市内にもたらせると良いと思います。創業支援サービスを充実させることで川越の人に川越で創業してもらい、市民に利益をもたらすような制度ができればさらに魅力的な街になると思います。
Q株式会社右門として将来のビジョンはありますか。
A将来的に自社で畑を持ちサツマイモを生産することで、芋ほり体験からお菓子に加工するまでの一連の流れを消費者に体験してもらえるようにしたいと考えています。

町田代表取締役から、コロナ禍で工場のラインをストップせざるを得えなかった際に、従業員の方々が千羽鶴を折って再開を祈ってくれたというエピソードを伺い、従業員間の絆の強さを感じました。また、「お菓子を通して社会に笑顔を届けたい」という言葉を伺い、株式会社右門のお菓子作りに対する熱い想いを知ることができました。

質疑集合写真

第2回:三輪精機株式会社

市長の川越きらり企業訪問第2弾として、芳野台3丁目にある三輪精機株式会社の本社・本社工場を訪問しました。三輪精機株式会社は自動車用機器・建設機械用機器・油空圧機器・電子制御機器を製造している従業員数約800人を抱える大企業で、今回訪問した本社・本社工場は平成24年に川越第二産業団地に立地しました。同社は経済産業省から地域の中核企業として「地域未来牽引企業」に認定されている企業でもあります。
当日はJ:COMのカメラも入り、福井アナウンサーと共に西海社長との対談をさせていただきました。市長は対談を通して圏央道に近く、首都圏へアクセスしやすい川越に立地することのメリットを再確認するとともに、人材の確保についての厳しい現状も分かり、地元企業への就労支援の必要性も感じていました。
その後、社員の皆様から製品の説明を受けながら工場内を見学させていただきました。効率性を高めるための業務改善の事例や女性も技能検定有資格者となり活躍している現状を教えていただきました。市長は同社の取組みを評価するとともに、これからも川越の経済を牽引していただけるよう期待していました。


西海社長との対談の様子


工場内で説明を受ける川合市長


本社工場外観

第1回:株式会社ジェック東理社

市長の川越きらり企業訪問第一弾として、芳野台2丁目にある株式会社ジェック東理社を訪問しました。牛島勇代表取締役をはじめ、社員の皆様から事業の説明を受け、工場内を見学させていただきました。
同社は、平成9年4月に、株式会社東理社とジェック株式会社が「高真空・極低温関連」技術において、それぞれの技術の特徴を最大限に発揮して、これからますます進んでいく技術の高度化、多様化、複合化に応える目的で合併発足しました。
同社で製造されている液化窒素容器「シーベル」は、「平成29年度川越ものづくりブランドKOEDO E-PRO大賞」を受賞しており、同社の基礎となる低温技術が凝縮された製品です。高い断熱性能だけでなく、軽くて扱いやすいという点が評価され、国内シェア70%弱を誇っています。
また近年では、「シーベル」にも活かされている同社の低温技術を基に、「重力波望遠鏡(KAGRA)」の性能を高めるために欠かせない設備の冷却や、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「再利用可能宇宙ロケット」の燃料供給系統、「超電導送電」の実証プロジェクトなど、最先端の分野にも参画しています。
市長も、このような国家的プロジェクトにも参画する高度な技術力を有する同社の更なる発展を期待していました。


製品の説明をする牛島社長


工場内を見学する川合市長


株式会社 ジェック東理社

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