高血圧を予防して健康寿命を延ばそう!
最終更新日:2023年7月21日
5月17日は「高血圧の日」
日本高血圧学会と日本高血圧協会が、2008年から毎年5月17日を「高血圧の日」とし、高血圧の啓発活動に力をいれています。
川越市の状況
令和2年の厚生労働省人口動態統計のデータによると、
川越市の死因は、1位:悪性新生物(がん)、2位:心疾患、3位:老衰、4位:脳血管疾患です。
川越市の死亡原因を埼玉県と比較すると、心疾患や脳血管疾患の割合が高くなっています。血管系の疾患は、高血圧が関係している場合が多くあるため、高血圧を予防することが大切です。
高血圧の基準
診察室血圧140/90mmHg、家庭血圧135/85mmHg以上で高血圧と診断されます。
血圧が高いとどうなってしまうの?
血圧が高い状態が続くと、心臓・脳・腎臓などの動脈硬化が進行し、重大な障害が起こりやすくなります。
高血圧はサイレントキラーと呼ばれています。「血圧は高いけど、自覚症状がないから大丈夫」と思っていると、ある日突然、重大な障害を引き起こす、実はとても怖い病気です。
これらの疾患を患うと、将来的に入院や寝たきりになる可能性があり、自分の思うような生活ができなくなるリスクがあります。
高血圧予防のためにできること
1.毎日血圧を測りましょう!
測定位置を心臓と同じ高さに合わせ、毎回同じ条件で測ることが大切です。
日本高血圧学会では、1日2回測定することを推奨しています。
2.日々の生活に運動を取り入れましょう!
内臓脂肪の過剰な蓄積は血圧を上昇させます。ウォーキングなどの有酸素運動を行うようにしましょう。
瞬間的に力を入れる腹筋などの運動は高血圧の予防には不向きです。忙しい方は、普段の生活動作(掃除等の体を動かす家事)も運動になります。
また、仕事や家事の合間に1分の運動を10回行うと10分の運動になります。いつもよりプラス10分の運動から心がけましょう。
3.減塩生活を始めましょう!
・麺類は汁を残しましょう。
・調味料は「かける」から「つける」へ変更しましょう。
・薄味を心がけ、よく噛んで食べることで食べ過ぎを防止しましょう。
・野菜や果物に多く含まれるカリウムを摂ることで、ナトリウム(食塩の主成分)を体外に排出することを助けてくれます。
毎日の食事に野菜や果物、牛乳・乳製品をプラスしましょう!
野菜摂取量の目標は、1日350グラム以上(小鉢5皿分)です。まずは、今よりプラス1皿増やしましょう!
高血圧のチラシ
高血圧予防動画
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お問い合わせ
保健医療部 健康づくり支援課 地域保健第二担当(川越市総合保健センター内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-229-4125(直通)
ファクス:049-225-1291
