国指定重要文化財 東照宮 本殿 附宮殿

- 名称
- 東照宮 本殿 附宮殿
- よみ
- とうしょうぐう ほんでん つけたりきゅうでん
- 種別
- 国指定重要文化財・建造物
- 員数
- 1棟
- 所在地
- 小仙波町1-21-1
- 指定年月日
-
(旧国宝)昭和21年11月29日
(重文)昭和25年8月29日 - 所有者
- 東照宮
- 文化財の概要
-
徳川家康の一周忌をむかえ、元和3年(1617)に遺骸を久能山から日光に移葬した際、喜多院で大法会が営まれたことから、天海が寛永10年(1633)に家康を祭神とする東照宮を創建した。その後、寛永15年(1638)の川越大火で焼失したが、堀田正盛を造営奉行として寛永17年(1640)に再建された。本殿は銅瓦葺の屋根に置き千木(ちぎ)、堅魚木(かつおぎ)を載せた三間社流造で、軸部は黒、壁面・木階(きざはし)・垂木などは朱に塗られ、長押(なげし)・頭貫(かしらぬき)・虹梁・組物・蟇股などの装飾部材は極彩色が施されるなど、日光東照宮に倣った装飾豊かな建築である。室内に安置されている宮殿(円形厨子)は、高さ2尺5寸ほどである。中には、異国風の甲冑をまとい、右手に剣、左手に薬壺を持ち、葦毛の馬にまたがった徳川家康像が祀られている。作者は京都七条仏所の康音(こうおん)で寛永期(1624から1644)の作と考えられる。
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