VOC(揮発性有機化合物)の排出抑制にご協力ください
最終更新日:2017年8月15日
近年着実に改善されている川越市の大気環境ですが、紫外線によって合成される酸化物である光化学オキシダントの項目のみ、未だ環境基準値を達成するには至っておりません。
夏場になると光化学オキシダント濃度の増大によるスモッグが形成され、光化学スモッグ注意報が度々発令されるという深刻な状況にあります。
この光化学オキシダント発生の一因となっているのが、VOC(VolatileOrganicCompounds、揮発性有機化合物)です。
VOCとは、大気中に排出されたときに気体である有機化合物です。(ただし、光化学オキダントや浮遊粒子状物質生成の原因とならないメタン及びフロン類等は含まれません。)
揮発性の溶剤、塗料、接着剤などが該当します。
工場・自動車排ガス→VOC・窒素酸化物→光化学オキシダント→光化学スモッグ
VOC対策として大気汚染防止法や埼玉県生活環境保全条例に様々な規定がありますが、
大気汚染防止法におけるVOC対策の特色は、要届出規模以上の施設に対する濃度規制の他に、事業者の自主的取組による排出・飛散抑制の実施が定められていることです。
VOCの排出抑制は経費の節減につながることも多いので、大気環境改善のためにもご協力をお願いします。
ここでは、取組の手法など種々の情報を紹介します。
一般社団法人産業環境管理協会 VOC自主的取組(外部サイト)
経済産業省 揮発性有機化合物(VOC)排出抑制に向けた取組(外部サイト)
関連情報
お問い合わせ
環境部 環境対策課 大気・騒音担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5894(直通)
ファクス:049-225-9800