川越の農業のこと知ってる?
さつまいもだけじゃない!川越は昔からお米や野菜、くだもの、畜産などいろいろな農産物の産地
川越の農産物は城下町川越の発展だけじゃなく、江戸の人々の生活も支えていた!
川越には今も昔も農地がたくさんあって、お米や、野菜が作られています。江戸時代、新河岸川を使って舟で川越のお米、麦、お茶、さつまいもなどを江戸に運んでいました。
川越といえば「さつまいも」
江戸時代後期、川越市南部とその周辺で作られていたさつまいもは「川越いも」と呼ばれていて、たくさん作られていました。戦前から「いもほり観光」が行われていて、今でも、いもほり体験ができる観光農園が川越にはいくつもあります。また、いもせんべいなどの加工品もたくさん作られています。
お米もたくさん作られている!
川越市で一番生産されている農産物は「お米」。川越市内の小中学校の給食のお米はすべて川越産です。また、田んぼはイネを育てるだけでなく、大雨のときに雨水を田んぼに一時的にためて洪水を防いだり、水をきれいにしたりと人や環境、様々な生き物に対してとても役に立つ働きをしています。メダカやカエル、ザリガニなどの様々な生き物のすみかにもなっています。
まだまだあるぞ自慢の農産物!
お茶
鎌倉時代に有名だったお茶の一つとして、河越茶があります。河越茶は日本三大茶の一つの狭山茶のおおもとです。数は少なくなってしまったけれど、今でも、川越市内にはお茶農家があります。
ぶどう
川越は知る人ぞ知る巨峰の産地。霞ケ関地区や大東地区で多く作られていて、みんなが知っているシャインマスカットも直売されています。
里いも
里いもの収穫量は全国でも埼玉県が第1位。川越市内でも里いもを作っている生産者さんはたくさんいます。川越の里いもは色の白さが特徴。昔から作られている伝統野菜の一つです。
世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」って知ってる?
川越市、所沢市、ふじみ野市、三芳町にまたがる武蔵野地域で行われている「武蔵野の落ち葉堆肥農法」。江戸時代から続いている農法で、落ち葉を堆肥にして畑に入れることで、栄養のある農地にするやり方です。「世界農業遺産」とは、世界的に重要で伝統的な農林水産業を行っている地域を認定する制度で、令和5年に関東で初めて「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が認定されました。
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