手足口病が流行しています!
最終更新日:2024年6月28日
2024年第25週(6月17日から6月23日)における川越市内の1報告医療機関あたりの手足口病の報告数が5.63(第24週(6月10日から6月16日)の報告数は2.75)となり、手足口病流行警報レベルとなりました。
埼玉県においても流行警報を発令しています。
手足口病の流行警報を発令します(埼玉県ホームページ)(外部サイト)
以下の症状が出現したら、早めに医療機関に受診してください。
手足口病とは?
症状
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性(水ぶくれ)の発疹が出る病気です。
こどもを中心に、主に夏季に流行します。
感染してから3から5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに、水疱性発疹がでます。発症初期に38℃前後の発熱を伴うことが半分から3分の1程度の方にみられますが、あまり高くならないことが多く、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの方は数日間のうちに治る病気ですが、まれに髄膜炎等の合併症を引き起こすことがあるので、経過観察が大切です。
感染経路
- 飛沫感染(くしゃみや咳で飛び散ったしぶき等を吸い込むことで感染)
- 接触感染(タオルやコップ、オムツ交換後の手を介して感染)
- 糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染)
治療
手足口病そのものに有効な薬は無いため、症状に合わせた対症療法や経過観察となります。
口の中の痛みのために飲食が出来ないときは、脱水症状を起こさないように、柔らかく、薄味の食べ物を取るようにし、少量ずつこまめな水分補給を心がけましょう。
感染しないためには・・・
- 治った後も2から4週間くらい便などにウイルスが排出されることがあります。また、感染しても発病せずウイルスを排出している場合もあると思われます。これらのことから、予防には、日頃からの手洗いの徹底が重要です。タオルの共用も避けましょう。
- おむつ交換後は、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしましょう。
関連リンク
手足口病に関するQ&A 厚生労働省ホームページ(外部サイト)
関連情報
お問い合わせ
保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108