感染症ジャーナルかわごえ 〈市内の感染症発生状況〉
最終更新日:2023年11月10日
第40週から第43週【令和5年10月2日(月曜)から10月29日(日曜)】における市内の感染症発生状況の報告です。
定点把握対象感染症
令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症は定点把握(協力医療機関からの報告による把握)に変更となっております。
市内発生状況のグラフ
市内発生状況(定点医療機関あたりの患者数)(PDF:616KB)
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの最新発生状況については以下リンクをご覧ください。
定点対象疾患
〈週報〉
- インフルエンザ
- 新型コロナウイルス感染症
- 小児科定点対象疾患(RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発しん、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎)
- 眼科定点対象疾患(急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎)
〈月報〉
- 性感染症定点対象疾患(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)
※定点医療機関として市内では、インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症:14医療機関(令和5年3月までは13医療機関)、小児科疾患:8医療機関、眼科疾患:2医療機関、性感染症:3医療機関が埼玉県の指定を受け、報告にご協力いただいております。
全数把握対象感染症
下記の関連リンクから県、国の動向が確認いただけます。
注意してほしい感染症! 〈A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〉
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が増加しています。
冬季および春から初夏にかけて流行しやすく、学童期の小児に最も発生頻度が多い傾向があります。
家庭や学校などの集団で感染が広がることもありますので、注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは
A群溶血性レンサ球菌による上気道感染症です。
突然の発熱、全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、嘔吐を伴うこともあります。また、軟口蓋(上あごの奥にある軟らかい部分)の点状出血やイチゴ舌(表面が赤くブツブツができる)がみられることがあります。
潜伏期間は2日から5日で、感染経路は接触感染と飛沫感染です。
合併症として急性リウマチ熱、急性糸球体腎炎等があります。
予防・治療
- 流水とせっけんによる手洗いをしましょう。
- 感染者との密接な接触は避けましょう。
- 感染者はマスクを着用し、周囲に飛沫が拡がるのを防ぎましょう。
- のどに痛みがあるときは、刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲み物がおすすめです。
例)麦茶や牛乳、冷たいスープ、スポーツドリンクなど
- 食べ物は、刺激が少なく、あまりかまずに飲み込めるものにしましょう。
例)ゼリーやプリン、アイス、冷めたおじや、豆腐など
- 抗菌薬による治療が可能です。合併症を防ぐため、症状が改善しても途中でやめず、医師の指示を守って服用しましょう。
詳しくは下記をご覧ください。
冬に流行する感染症〈手洗い・咳エチケットを大切に〉(PDF:326KB)
関連リンク
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お問い合わせ
保健医療部 保健予防課 感染症担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5102(直通)
ファクス:049-227-5108
