高次脳機能障害について
最終更新日:2020年3月1日
高次脳機能障害
事故や病気などで脳に損傷を受けた後に、記憶力や注意力の低下などの症状が現れ、日常生活や社会生活に支障がでる障害です。
高次脳機能障害の症状は、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などがあります。
症状が外見からわかりにくく、また本人に自覚がないことも多いため、「見えない障害」と言われることもあります。
入院生活では問題がなくても、自宅に帰った後で、初めて以前との変化に気づいたり、家庭での日常生活には支障がなくても、仕事の面では支障が出てくることもあります。
原因の具体例
- 事故:交通事故、転落、転倒等
- 疾病:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等
- その他:脳炎、低酸素脳症、脳腫瘍等
障害の具体例(主なもの)
- 記憶障害:過去の出来事が思い出せない、新たな出来事を覚えられない、何度も同じことを話したり、質問する等
- 注意障害:集中力が持続できない、気が散りやすい、並行して複数のことができない等
- 遂行機能障害:計画的に仕事や物事を処理できない、決められた時間に間に合わない、臨機応変に対応できない等
- 社会的行動障害:意欲の減退、感情のコントロールができない等
※損傷を受けた脳の部分などにより障害の程度や現れ方は異なります。
相談窓口について
埼玉県総合リハビリテーションセンター内 高次脳機能障害者支援センター
住所:埼玉県上尾市西貝塚148-1
電話:048-781-2236
月曜日から金曜日:9時00分から17時00分(年末年始、祝祭日は除く)
医療法人真正会 霞ヶ関南病院
住所:埼玉県川越市安比奈新田283-1
電話:049-232-1313
月曜日から金曜日:9時00分から17時00分(年末年始、祝祭日は除く)
医療法人光仁会 春日部厚生病院
住所:埼玉県春日部市緑町6-11-48
電話:080-8181-4148
月曜日から金曜日:9時00分から12時00分(年末年始、祝祭日は除く)
高次脳機能障害ピア・カウンセリングについて
埼玉県では、ピア・カウンセリングとして電話相談と地域相談会を実施しています。高次脳機能障害当事者の方、ご家族様、関係者の方が対象となりますので、お気軽にご利用ください。
<関連リンク>高次脳機能障害者に対する支援について
埼玉県総合リハビリテーションセンター「高次脳機能障害者支援センター」(外部サイト)
国立障害者リハビリテーションセンター「高次脳機能障害情報・支援センター」(外部サイト)
お問い合わせ
福祉部 障害者福祉課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5785(直通)
ファクス:049-225-3033