HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種(定期予防接種)について
最終更新日:2022年3月31日
積極的勧奨の再開について
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種については、平成25年度6月より積極的な勧奨を差し控えてきましたが、令和3年11月26日付の国の通知により、個別勧奨が再開されることとなりました。
詳しくは下記の厚生労働省通知をご覧ください。
定期接種の対象年齢の方には、市内の接種体制やワクチンの流通状況を確認しながら、順次通知を送付いたします。
すぐに接種を受けることを希望される場合は、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票をご用意いただき、委託医療機関にお申し出ください。
予診票は、保健センター健康管理課、市役所市民課、川越駅西口連絡所及び各市民センターでお配りしているほか、委託医療機関にもご用意がある場合があります。
接種を希望する方は、有効性とリスクを十分理解したうえで受けるようにしてください。詳しくは、下記『HPVワクチンのお知らせ』をご確認ください。
※「HPVワクチンのお知らせ」が新しくなりました
接種後に気になる症状が発生した場合は、接種した医療機関などで診察を受けてください。また、厚生労働省ホームページ『ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)』に予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関や接種後に症状が生じた方に対する相談窓口などについて情報が掲載されています。
HPVワクチンのお知らせ(概要版)(PDF:4,154KB)
HPVワクチンのお知らせ(詳細版)(PDF:5,746KB)
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(PDF:1,300KB)
厚生労働省ホームページ『ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)』(外部サイト)
キャッチアップ接種について
積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方のために、接種を受ける機会を確保するためのキャッチアップ接種を開始します。
対象の方(下記参照)は令和4年4月1日から令和7年3月31日まで定期接種として無料で接種を受けることができます。
【注意点】
令和4年4月1日以前に一度でも接種を受けたことがある方は次の点にご注意ください
- これまでに接種を受けた回数を含めて合計3回までが対象です。前回の接種から期限が空いている場合でも最初から接種し直すことはせず、残りの回数だけ接種を受けてください。
- これまでに接種を受けたものと同じ種類のワクチンで接種を受けてください。ワクチンの種類がわからない場合は健康管理課にお問い合わせください。
HPVワクチンを自費で接種した方へ
キャッチアップ接種対象者の方(平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性)のうち、これまでに自己負担による接種を行った方への費用助成(償還払い)については現在、国において議論がされているところであり、川越市においても現段階で制度のご用意がありません。
今後、予算状況や国からの通知等により状況が変わる可能性はありますが、実現するかは未定であるため、現段階で費用助成のご案内はできません。但し、状況が変わった場合に備えて、領収書や接種証明については保管しておくことをお勧めいたします。
詳しくはお問い合わせください。
対象者
通常の定期接種対象者
小学6年生から高校1年生相当の女子(標準的には、中学1年生)
キャッチアップ接種対象者
平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性
※但し、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
接種回数
3回
接種間隔
次のどちらかのワクチンを接種します。ワクチンによって、接種間隔が異なります。
2価ワクチン《商品名:サーバリックス》
1回目の接種から1か月以上(標準的には1か月後)に2回目を接種
1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上(標準的には1回目の接種から6か月後)に3回目を接種
4価ワクチン《商品名:ガーダシル》
1回目の接種から少なくとも1か月以上(標準的には2か月後)に2回目を接種
2回目の接種から少なくとも3か月以上(標準的には1回目の接種から6か月後)に3回目を接種
《注意》
2価ワクチンと4価ワクチンの互換性に関する安全性、免疫原性、有効性に関するデータはないことから、接種を始めたワクチンで最後まで接種します。
日本国内では、これ以外に「9価ワクチン(シルガード9)」が承認されていますが、現時点で、9価ワクチンは定期接種としては接種できません。
2価ワクチンまたは4価ワクチンで接種を受けた場合、その後に9価ワクチンが定期接種の扱いとなったとしても、9価ワクチンの接種を受けなおすことはできません。
接種を受ける場所
市の委託医療機関で受けます。
- 市内の委託医療機関は「HPVワクチン委託医療機関一覧」(下記からダウンロード)を参照してください。
- 市外の委託医療機関での接種を希望する場合は、接種前に健康管理課予防接種担当にお尋ねください。
または、こちら「埼玉県住所地外定期予防接種(インフルエンザを除く)相互乗り入れ接種協力医療機関名簿」(外部サイト)でも確認できます。
- かかりつけ医が県外にあるなどのやむを得ない事情により、委託医療機関以外で接種を受け、接種費用を自己負担した方を対象とした予防接種費用助成金制度(償還払い制度)があります。事前の手続きが必要となりますので、必ず、接種を受ける前に健康管理課予防接種担当にご連絡ください。詳しくは、こちら「川越市予防接種費用助成金制度(償還払い制度)」をご確認ください。
接種費用について
接種を受ける方が、次に示す条件のすべてに該当すれば、接種費用は無料です。
- 接種日時点において、川越市に住民登録をしていること
- 対象者に該当していること
- 定められた接種間隔や回数等の接種方法を守っていること
- 市の委託医療機関で接種を受けること
《注意》
対象者以外が接種した時や接種間隔を守らなかったときは、全額自己負担になります。また、市の委託医療機関以外で接種を受けた時も全額自己負担となります。
接種までの流れ
- 接種を受ける前に、次のものを準備しましょう。
(1)母子健康手帳
(2)ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票
(3)「予防接種と子どもの健康」または「予防接種説明書」
これらをお持ちでない方は、健康管理課予防接種担当にご連絡ください。 - お子さんが受ける予防接種について、「予防接種と子どもの健康」や「予防接種説明書」をよく読み、理解してください。
また、母子健康手帳などで接種状況をご確認ください。 - 委託医療機関に予約をしてください。
接種を受けようとする医療機関が委託医療機関であることがわからない場合は、事前に健康管理課予防接種担当にお尋ねください。 - 接種当日のお子さんの健康状態を見ながら、予診票の必要事項を記入します。
このとき、お子さんの体調が悪そうであれば、接種を延期するようにしてください。 - 委託医療機関へ行き、「母子健康手帳」と「予診票」を提示してください。医師の診察後、予防接種を受けます。接種には、原則として保護者の同伴が必要です。保護者が同伴できない場合は、「保護者が同伴できない場合の同意書」「ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票」に保護者が署名し、接種当日に必ずお子さんに持参させてください。
関連情報
東日本大震災により川越市内に避難している方への予防接種について
長期療養により定期予防接種を受けられなかった方への接種機会のお知らせ
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お問い合わせ
保健医療部 健康管理課 予防接種担当(川越市総合保健センター内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-229-4123(直通)
ファクス:049-225-2817
