市指定有形文化財 脇指 銘(表)武州河越住則重作(裏)なし

ページID1003980  更新日 2024年11月22日

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写真:脇指 銘(表)武州河越住則重作(裏)なし

名称
脇指 銘(表)武州河越住則重作(裏)なし
よみ
わきざし
種別
市指定有形文化財・工芸品
員数
1口
所在地
個人所有
指定年月日
昭和45年5月22日
所有者
個人
文化財の概要

長さ52.6センチメートル、反り1.4センチメートル、鎬(しのぎ)造、身幅広めで重ね簿く、切先短く鎬筋が高い。板目に交じる柾(まさ)肌がめだち、刃文は丁字(ちょうじ)刃を焼き、匂口(においぐち)深く砂流(すなが)ししきりとかかる。茎(なかご)は「たなご腹」と称する独特なもので、相州と交流があったことをうかがわせている。
則重(のりしげ)は川越刀匠中の初期を飾る刀鍛冶で、寛永年中(1624から1644)川越に住んだと伝える以外、その詳しい経歴を明らかにしない。現存作品のきわめて少ない彼の遺作として、本脇差は貴重な存在といえよう。道中拵(こしらえ)付き。

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