猫を飼うときのルールとマナー
最終更新日:2023年8月28日
飼い主にとって、猫はかけがえのない家族の一員です。
「動物の愛護及び管理に関する法律」第7条にはペットの飼い主の責務として6つのことが明記されています。
1 動物の健康及び安全の保持・生活環境の保全・人に迷惑をかけないように飼うこと
2 病気についての知識をもち、その予防に必要な注意を払うこと
3 逸走(脱走)防止のために必要な対策をとること
4 終生飼養
5 繁殖制限
6 所有者明示(自分が飼っている動物だとわかるように首輪やマイクロチップ等を装着する)
猫を飼うときにはルールやマナーを守り、責任をもって飼いましょう。
猫は室内で飼いましょう
猫にとって屋外は危険がいっぱいです。交通事故、猫同士のケンカ、感染症等のリスクがあります。
また、猫が近隣住宅の敷地に出入りして、庭で糞尿をする、爪で車を傷つける等、住民同士のトラブルに繋がる可能性があります。
猫が健康で長生きし、地域の良好な生活環境の向上につなげるためにも猫は室内で飼いましょう。
上下運動できる場所やかくれ場所を作る等、室内環境を整えれば猫は快適に暮らせます。
環境省が策定した『家庭動物等の飼養及び保管に関する基準「第5 猫の飼養及び保管に関する基準」』にも
猫の室内飼育に努めることが明記されています。
家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(環境省)(外部サイト)
不妊・去勢手術を実施しましょう
猫は繁殖力が非常に強く、増えすぎると管理が困難になります。子猫が生まれることを望まない場合や生まれた子猫を幸せにできない場合は不妊・去勢手術を実施しましょう。
手術を行うことで乳腺腫瘍などの病気の予防や繁殖にかかるストレスの軽減等、猫にとってもメリットがあります。
オスの場合、あちこちに尿をかけるスプレー行動の予防にもなります。
猫の脱走に注意しましょう
ドアや窓を開けたときに猫が逃げ出してしまわないよう、窓や網戸にロックをつける、ワイヤーネットやベビーゲートで柵を作る等、脱走防止対策を行いましょう。
猫が逃げて交通事故にあったり、そのまま行方不明になったりしないよう飼い主の方がしっかり管理してください。
また、万が一迷子になっても自分が飼っている猫だとわかるように迷子札やマイクロチップ等を装着しましょう。
外部リンク
飼い主の方やこれからペットを飼う方へ(環境省)(外部サイト)
お問い合わせ
保健医療部 食品・環境衛生課 環境衛生担当(川越市保健所内)
〒350-1104 川越市小ケ谷817番地1
電話番号:049-227-5103(直通)
ファクス:049-224-2261