「保護司」の活動について
最終更新日:2024年7月2日
「更生保護」とは
「更生保護」は、人の立ち直りを支える活動です。
犯罪や非行をした人を地域のなかで適切に処遇することにより、その再犯を防ぎ、立ち直りを助けるとともに、地域の犯罪・非行予防を図る活動です。
「保護司」とは
保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された無給の非常勤の国家公務員です。
地域社会の代表として選ばれたボランティアで、保護観察官と協働して更生保護の仕事に従事しています。
保護司の活動内容
1保護観察
保護観察を受けている人と接触を保ち、生活状況を把握した上で立ち直りに必要な指導をします。
2環境調整
刑務所や少年院に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰が果たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話し合い、就職の確保などを行い必要な受入態勢を整えるものです。
3犯罪予防活動
犯罪や非行を未然に防ぐために、世論の啓発に努めています。また、地域の関係者、学校、警察署などと連携を図り、地域ぐるみで犯罪防止活動を行っています。
毎年7月は、「社会を明るくする運動」の強調月間として、街頭での啓発活動などを実施しています。
保護司の1か月の活動(例)
- 毎月、保護観察対象者と最近の生活状況などについて話し合い、相談に応じて指導・助言を行います。
- 毎月一回、これらの内容を「報告書」にまとめ、保護観察所に提出します。保護観察中に、なにか問題などが起こったときには、保護観察官に連絡し、アドバイスを受けます。
- 経験年数や適性に応じた各種研修を受講します。
- 各地域には、「保護司会」があり、定期的に会合に参加します。
参考
川越地区保護司会
川越支部、坂戸支部、鶴ヶ島支部、富士見支部、ふじみ野支部の5支部の保護司で組織され、更生保護活動の推進のため、地区内の保護司間で情報・意見交換・研修会(年4回)などを実施しています。
また、地区保護司会広報誌「くらくら」を毎年1回発行しています。(下記からダウンロードが可能です。)
川越地区保護司会川越支部
川越支部では、市内在住の保護司(定数55名)で組織され、それぞれの保護司が社会奉仕の精神をもって、犯罪をした者の改善及び更生を助けるとともに、犯罪や非行防止のため、小中学校との連携活動や毎年、関係団体の協力のもと「社会を明るくする運動」を実施し、街頭での啓発運動を実施しています。
ダウンロード
川越地区保護司会広報誌「くらくら(創刊号)」(PDF:472KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第2号)」(PDF:784KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第3号)」(PDF:1,257KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第4号)」(PDF:1,580KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第5号)」(PDF:1,345KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第6号)」(PDF:2,051KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第7号)」(PDF:1,447KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第8号)」(PDF:1,461KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第9号)」(PDF:6,852KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第10号)」(PDF:6,921KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第11号)」(PDF:503KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第12号)」(PDF:2,635KB)
川越地区保護司会広報誌「くらくら(第13号)」(PDF:1,616KB)
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お問い合わせ
福祉部 福祉推進課 地域生活支援担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-5769(直通)
ファクス:049-225-3033