ポップ・アート 1960's→2000's(2013年度春)
最終更新日:2015年1月3日
ポップ・アート 1960's→2000's
イギリスから始まったポップ・アートは1960年代にアメリカで隆盛しました。第二次世界大戦後、アメリカでは好景気に沸くなか、家庭には洗濯機や冷蔵庫、テレビが普及し、大量生産・大量消費された商品広告のイメージが広がりました。ポップ・アートは日常的に流通した漫画や雑誌、コカ・コーラやキャンベル・スープなどの広告、マリリン・モンローなどの映画スターの写真など、身近にあるイメージを素材として取り入れ、明るい色調とイラストのような親しみやすい表現で現在まで人々を魅了しています。
本展は、戦後アメリカ美術の優れた企業コレクションとして知られるミスミ・アート・コレクションより、ポップ・アートを代表するアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインから、80年代に活躍したキース・ヘリング、そして現在活躍中のヴィック・ムニーズやマリーナ・カポスなどの平面作品で構成されます。ポップ・アートを中心にグラフィティ・アートや近作を含めた現代アメリカ美術をご堪能ください。
マリーナ・カポス《059, ロニー, 2002》 2002年
(c)Marina Kappos
出品作家
ドナルド・バチェラー、ジャン=ミシェル・バスキア、
マイケル・ビヴィラクア、キャロル・ダナム、
キース・ヘリング、デニス・ホリングスワース、
マリーナ・カポス、ヴィック・ムニーズ、
アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、
ジム・ダイン、ジェームズ・ローゼンクイスト、
フランク・ステラ、デイヴィッド・ラシャペルなど
会期
2013年4月27日(土曜)から6月16日(日曜)
観覧料
一般 500円(400円)
大学生・高校生 250円(200円)
中学生以下 無料
- ( )内は20名以上の団体料金
- 障害者手帳をお持ちの方と付添者1名 無料
関連イベント
オープニング・イベント「ポップ・アート展を楽しくするオリジナル缶バッジを作ろう」 (アートスクエアとリンク)
4月27日(土曜)、28日(日曜) 午前10時から午後3時のあいだ(作成時間10分程度)
ミュージアム・ジャズ・コンサート
5月19日(日曜) 午後2時から
演奏:東邦音楽大学研究員
(西澤遥乃さん、百瀬太智さん、坂本暁良さん、吉岡佑麻さん)
託児付き鑑賞会
5月22日(水曜)、6月5日(水曜) 午前10時から11時30分
ワークショップ「ポップ・スタンプ・ジャンプ!」 (ジュニアアートスクエア)
5月25日(土曜) 午前10時から11時30分
講演会「40億円のマンガの絵 ポップ・アートの経済効果」
6月1日(土曜) 午後2時から3時30分
講師:広本伸幸さん(ミスミ・アート・コレクション キュレーター)
担当学芸員によるギャラリートーク(手話通訳付き)
6月8日(土曜) 午後2時から
主催
川越市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛
ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
特別協力
株式会社ミスミグループ本社