驚きの明治工藝(2017年度春)
最終更新日:2017年7月1日
驚きの明治工藝
宗義《自在龍》
宮川香山《色絵金彩鴛鴦置物》
会期
2017年4月22日(土)から6月11日(日)
開催趣旨
宋培安(ソンペイアン)コレクションは、台湾在住の漢方薬剤師である宋氏が収集した日本工芸の一大コレクションです。その数は3000点にも及び、明治工芸のもととなった江戸末期の技巧を凝らした作品から、明治時代を中心に昭和初期頃までの漆工、金工、陶磁、七宝、染織とあらゆる工芸のジャンルを網羅しています。
本展では、このコレクションの中から現在、日本国内では見る機会の少ないビロード友禅や、全長3メートルもある世界最大の龍の「自在置物」など、細密・写実的な表現で魅力を放つ名品約130件を紹介します。誰もが驚く超絶技巧から、目利きも思わずうなる精粋の逸品まで、職人の技が光る明治工芸の美を、この機会にぜひお楽しみください。
竹江《蝉》
開館時間
午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(5月1日は開館)
観覧料
一般 600円(480円)
大学生・高校生 300円(240円)
中学生以下 無料
( )内は20名以上の団体料金
- 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳をご持参の方、及びその介護者1名は無料
- 「川越きものの日」にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金
小林盛良《三猿根付》
宗義《自在蛇》
宮本理三郎《葉上蛙》
関連イベント
大島如雲《狸置物》
特別ギャラリートーク
5月13日(土曜) 午前11時30分から(1時間)/午後2時から(1時間)
講師:原田一敏さん(元東京藝術大学大学美術館教授・本展監修者)
スライドトーク
5月1日(月曜)、5月21日(日曜)、6月3日(土曜)(手話通訳付き) 午後2時から(30分程度)
《厳島神社鳥居図壁掛》 5月23日から展示
主催
川越市、朝日新聞社
協力
あいおいニッセイ同和損保、日本航空
企画協力
東京藝術大学