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国指定重要文化財 日枝神社本殿 附宮殿一基

最終更新日:2023年9月4日

日枝神社本殿写真
日枝神社本殿

名称 日枝神社本殿 附宮殿
よみ ひえじんじゃほんでん つけたりきゅうでん
種別 国指定重要文化財・建造物
員数 1棟
所在地 小仙波町1-4-1
指定年月日

(旧国宝)昭和21年11月29日
(重文)昭和25年8月29日

所有者 日枝神社
文化財の概要 当社は、喜多院の創建時に近江国坂本の日吉社を勧請したと伝わる。本殿の外観は、朱塗りの三間社流造で、銅板葺の屋根に置き千木、堅魚木(かつおぎ)を飾り、三間社としては規模が小さく、架構も簡素である。身舎(もや)の組物は出三斗(でみつど)であるが、背面中央の柱2本は頭貫(かしらぬき)の上まで延び、組物は大斗肘木(だいとひじき)となり、中備(なかぞなえ)は設けていない。妻飾りは虹梁大瓶束(たいへいづか)で、縁を正面だけに設けて高欄や脇障子を設けていないので、簡易であっさりした建築に見える。庇は切面取りの角柱を虹梁型頭貫でつないで両端に木鼻を付け、連三斗(つれみつど)・出三斗を組んで中央間だけに中備蟇股を飾っているが、この蟇股は弘化4年(1847)頃、喜多院その他の一連の修理工事の折に追加されたという。本殿の建築年代について明確な史料がないが、構造の主要部分は近世初頭の技法が用いられ、装飾意匠の一部に室町時代末期頃の様式がみられることから、17世紀前期あるいは16世紀後期の建築ではないかと考えられる。また、中央の保守的伝統的な技法によらない地方的な技法も見受けられる。以上のように、日枝神社本殿は、明確な建築年代がわかっていないが、近世初頭の建築技法と室町時代末期の様式をとどめた細部意匠の特徴が見られる貴重な建築遺構である。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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