国指定重要文化財 東照宮 本殿 附宮殿
最終更新日:2023年8月30日
東照宮本殿
名称 | 東照宮 本殿 附宮殿 |
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よみ | とうしょうぐう ほんでん つけたりきゅうでん |
種別 | 国指定重要文化財・建造物 |
員数 | 1棟 |
所在地 | 小仙波町1-21-1 |
指定年月日 | (旧国宝)昭和21年11月29日 |
所有者 | 東照宮 |
文化財の概要 | 徳川家康の一周忌をむかえ、元和3年(1617)に遺骸を久能山から日光に移葬した際、喜多院で大法会が営まれたことから、天海が寛永10年(1633)に家康を祭神とする東照宮を創建した。その後、寛永15年(1638)の川越大火で焼失したが、堀田正盛を造営奉行として寛永17年(1640)に再建された。本殿は 銅瓦葺の屋根に置き千木(ちぎ)、堅魚木(かつおぎ)を載せた三間社流造で、軸部は黒、壁面・ 木階(きざはし)・垂木などは朱に塗られ、長押(なげし)・頭貫(かしらぬき)・虹梁・組物・蟇股などの装飾部材は極彩色が施されるなど、日光東照宮に倣った装飾豊かな建築である。室内に安置されている宮殿(円形厨子)は、高さ2尺5寸ほどである。中には、異国風の甲冑をまとい、右手に剣、左手に薬壺を持ち、葦毛の馬にまたがった徳川家康像が祀られている。作者は京都七条仏所の康音(こうおん)で寛永期 (1624から1644)の作と考えられる。 |
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