中古車購入トラブルに注意!
最終更新日:2017年5月1日
中古車購入トラブルに注意!
事例
以前から欲しいと思っていた中古車がインターネット中古車販売サイトに掲載されていた。店舗に行ったら、購入を急かされてクレジット契約書に署名し、予約金1万円を支払って申し込んだ。クレジット会社の審査結果は、後日連絡があると聞かされた。帰宅後、家族に反対されたため、すぐにキャンセルを申し出たが、5万円の解約料を請求された。クーリング・オフできないか?
新車・中古車の購入契約は、クーリング・オフ制度の適用外です。中古車は、走行不能な不具合(瑕疵)等の悪質な事実がない限り原則契約解除できません。今回のケースは、クレジット会社の審査が通らなければ契約成立とはいえないのですが、解約はできても販売店が負担した実費は請求される可能性があります。ただし、通常生じる損害を超える解約料は無効と考えられます。請求根拠が分からない高額な解約料は販売店に説明を求めましょう。
消費者へのアドバイス
- 販売店へ行く時は、性能等に詳しい人と一緒に行き、必ず試乗しましょう。エンジンのかかり具合やドアの開閉等も必ず確認してください。
- その場で注文書に署名をせず、支払方法や解約条件・保証について、書面内容の説明を受けた上で、帰宅後に落ち着いて検討しましょう。
- 困ったときは、消費生活センターにご相談ください。
お問い合わせ
市民部 広聴課 消費生活センター
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6162(直通)
ファクス:049-222-5454