気を付けて!高齢の方を狙う「次々販売」
最終更新日:2018年8月24日
気を付けて!高齢の方を狙う「次々販売」
事例
2年前に、A社が突然訪ねてきて株式投資の勧誘を受けた。「興味がない」と断ったが、「必ずもうかる」と言われたので、200万円で株券を購入した。2週間後、A社から電話があり、「値上がり確実な未公開株がある。今買えば損はない」とのことだったので、さらに100万円の追加投資をした。この2年間で、次々と追加投資して、合計500万円を支払った。最近では生活費まで投資に充てている。契約書は受け取っているが、商品についての詳しい説明はなかった。友人に話したら詐欺ではないかと言われた。
最近、高齢の方を狙った「次々販売」のトラブルが増えています。次々販売とは、1人の消費者に対し、業者が商品やサービスを次々と販売して契約させることを言います。複数の業者が入れ替わり販売に来るケースもあります。
悪質業者は、言葉巧みに誘い、何とか契約させようとします。一度契約すると「お得意様」となり、別の業者にその情報が流れ、次々と勧誘に来ます。特に、高齢で一人暮らしや判断力が不十分な方が狙われやすく、注意が必要です。
消費者へのアドバイス
- 本当に自分に必要な契約なのかをよく考えましょう。
- すぐに契約せず、家族や周りの人に相談しましょう。
- 困ったときは、消費生活センターにご相談ください。
お問い合わせ
市民部 広聴課 消費生活センター
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6162(直通)
ファクス:049-222-5454