腸炎ビブリオ

ページID1007045  更新日 2024年11月22日

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腸炎ビブリオは海水に住む細菌です。海水内で繁殖した腸炎ビブリオが、魚や貝などの魚介類に付着したまま食卓にのぼると、それを食べた人が食中毒を起こします。特に刺身など生で食べるもの、加熱調理が不十分なものの場合に、食中毒が多く発生しています。
また、汚染された魚介類から調理器具(包丁、まな板、ふきんなど)を介して他の食材が汚染され(二次汚染)、食中毒を起こすケースもみられます。

原因(媒介)食品

以下のような食品が主な原因になっています。また、腸炎ビブリオは海水の温度が20℃を超えると急激に繁殖するため、食中毒の発生時期は、ほとんどが6月から9月になっています。

【主な原因(媒介)食品】

  • 刺身などの鮮魚介類
  • 寿司
  • 塩辛などの魚介類加工品など

症状

腸炎ビブリオの潜伏期間は8時間から24時間で、以下のような症状が現れます。健常者であれば、通常2日から3日で回復します。

  • 激しい腹痛(へその周り)
  • 下痢
  • 吐き気、嘔吐
  • 発熱
  • ひどい場合粘液便や血便(脱水症状に注意)

予防方法

  • 魚介類は新鮮なものを購入する
  • 買ってきたらすぐに冷蔵庫へ入れる(10℃以下で保存)
  • 冷蔵庫から出したら早く食べきる
  • 魚介類は調理前に真水でよく洗う
  • 魚介類を扱った調理用具及び手指をよく洗浄する
  • 調理用具は魚介類と生のまま食べる野菜などで別なものを使う
  • 加熱して食べる(生焼けに注意)

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