野菜はよく洗浄・殺菌しましょう!!

ページID1007048  更新日 2024年11月22日

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野菜は安全と思っていませんか?
野菜(サラダ用カット野菜も含みます。)には、有害微生物に汚染された泥や虫が付着しているかもしれません。
野菜はよく洗浄・殺菌しましょう。

写真:野菜

近年、サラダやつけ物等、野菜の洗浄・殺菌不足が原因と考えられる腸管出血性大腸菌O157等による食中毒が発生しています。
特に、高齢者や子供等の若齢者及び抵抗力が弱い人にサラダ等の未加熱野菜を提供する場合には、通常の流水洗浄に加えて、必要に応じ、中性洗剤による洗浄や次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌も行いましょう。

野菜の洗浄方法

1.流水で3回以上水洗いする。

写真:野菜を水洗い

2.中性洗剤(用途に「野菜」の記載があるもの)で洗う。

写真:野菜を中性洗剤で洗う

3.流水で十分すすぎ洗いする。

写真:野菜を水ですすぐ

4.必要に応じて、次亜塩素酸ナトリウム(食品添加物)溶液(100mg/Lで10分間)等で殺菌する。(殺菌工程)

写真:野菜をボールに入れた次亜塩素酸ナトリウム溶液にひたしている

5.流水で十分すすぎ洗いする。

写真:野菜を流水ですすぐ

6.水切りする。

写真:水を切った野菜

野菜の洗浄の注意点

野菜について

  1. 市販されているサラダ用カット野菜には洗浄が必要なものもあります。洗浄が必要かどうかは、必ず表示を確認してください。
  2. 野菜を洗浄後、すぐに使用しない場合は、清潔なフタ付容器に入れて、冷蔵庫内(10℃以下)で保管しましょう。
  3. 葉物の野菜の根元には、泥が付いていたり、葉の中に虫等が付着している場合があります。1枚1枚洗浄しましょう。

中性洗剤・次亜塩素酸ナトリウムについて

  1. 中性洗剤は、使用前に表示を確認し、用途に「野菜」の表示があるものを使用しましょう。
  2. 次亜塩素酸ナトリウムは、「食品添加物」の表示があるものを使用しましょう。
  3. 中性洗剤・次亜塩素酸ナトリウムを使用した場合は、特によくすすぎましょう。

次亜塩素酸ナトリウム溶液(100mg/L)の調整方法

洗い桶やボウル等に2Lの水を入れ、3.3mLの次亜塩素酸ナトリウム原液(「食品添加物」の表示があるもの)を加えます。

  • ※水と次亜塩素酸ナトリウム原液の量は、計量カップ等で正確に計量してください。
  • ※原液(次亜塩素酸ナトリウム6パーセント)を使用した調整方法です。
    (濃度(パーセント)を確認し、6パーセント以外の場合は、容器等に記載されている使用方法に従って、調整してください。)
写真:次亜塩素酸溶液の調整方法
※ あらかじめ、2Lが入る場所に線を引いておくと便利です。

次亜塩素酸ナトリウム溶液調整時の注意点

  1. 調整した次亜塩素酸ナトリウム溶液は、翌日になると効果が減少します。野菜を殺菌する場合は、確実な効果を得るため、その都度、調整してください。
  2. 汚れの付いた野菜等を次亜塩素酸ナトリウム溶液の中に入れると、殺菌効果が著しく弱くなります。正しい洗浄方法で洗浄してから、その都度、調整し、殺菌しましょう。
  3. 次亜塩素酸ナトリウムの容器等に記載されている使用上の注意に従って、調整・使用してください。

パンフレット

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