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市指定有形文化財 延文の板碑

最終更新日:2023年11月30日

名称

延文の板碑

よみ えんぶんのいたび
種別 市指定有形文化財 考古資料
員数 1基
所在地 小仙波町1-20-1
指定年月日

昭和63年1月29日

所有者 喜多院
文化財の概要

 南北朝時代、北朝年号の延文3年(1358)の紀年銘を有する供養塔で、喜多院境内の慈眼堂裏にある喜多院歴代住職の墓地内に立っている。
 武蔵型板碑の典型で緑泥片岩製。高さ285センチメートル、最大幅61.5センチメートル、厚さ8.5センチメートルで川越市内最大の板碑である。隣接して立つ「暦応の古碑」より16年後の造立で、両者とも形状が良く整い、端正な造りから生産地が共通する可能性もある。
 碑面は蓮座とその上に主尊である阿弥陀如来を象徴する種子(キリーク)が豪放な薬研彫りで深く端正に刻まれ、下部に僧1名、法師2名、沙弥32名、尼21名、聖霊4名の名が刻まれている。記名のほとんどが僧階の低い沙弥と尼である。銘文に「敬白、一結諸衆」とあることから、僧、法師が発起人になり、志を同じくする「結衆」の人々が死後の安穏を願って造立した供養塔であることが分かる。
 なお「聖霊」は発願して造立までの間に物故した人と思われ、完成に至るまでにある程度の歳月を要したことが窺われる。 

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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