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市指定有形文化財 上新河岸遠藤家文書

最終更新日:2023年11月30日

名称

上新河岸遠藤家文書

よみ かみしんがしえんどうけもんじょ
種別 市指定有形文化財 書跡・典籍・古文書
員数 1430点
所在地 郭町2-30-1(川越市立博物館)
指定年月日

昭和45年1月12日

所有者 個人
文化財の概要

 遠藤家は、近世前期から川越五河岸の一つ上新河岸において船問屋を営んでいた。当家の桐箱入りの古証文である、寛文13年(1673)2月19日の「永代売渡申屋敷事」によれば、岩淵村次左衛門が「川越領新かし」(川越藩領の新規の河岸(かし))の半兵衛(西村家)から新河岸の屋敷を購入したことがわかる(当時新河岸に上下はなく、元禄6年(1693)の検地帳からは上下の村として記載されている)。
 次左衛門は、この寛文13年より船問屋を始め、その後享保年間には近隣の村々の畑を多数購得している。大消費地となった江戸への農産物搬出と武蔵野の新田開発による大量の糠・灰などの金肥(きんぴ)の買入れによって船問屋の需要は増えていき、順調な繁昌振りが見られる。
 当初は屋号「藤屋治兵衛(ふじやじへえ)」であったが、利兵衛の代に江戸店京商人「炭屋(すみや)」に奉公したことでその傘下に入り、「炭屋利兵衛」を名乗った。「炭屋」(後の湯浅金物(株))は全店50店舗ほどが相互協調体制にあり、経営や相続にも密接な関係を有しており、その書簡類が多数のこっている。
 舟運関係のものとしては、川浚い・河岸場問屋会所関係、船頭稼ぎや運賃改定、番船出入(ばんせんでいり)や早船出入(はやふねでいり)などの河岸場争論史料があり、新河岸川舟運の歴史的な解明にはたいへん重要な史料が多い。
 また、幕末期に組頭、明治期には副戸長を務めたことから、上新河岸村の村方史料においても年貢関係や宗門人別戸籍関係がまとまってあるのは貴重である。 

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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