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市指定有形文化財 広済寺金毘羅堂及び常什物一括

最終更新日:2023年10月27日


広済寺金毘羅堂

名称 広済寺金毘羅堂及び常什物一括
よみ こうさいじこんぴらどうおよびじょうじゅうぶついっかつ
種別 市指定有形文化財 建造物
員数 1棟87件
所在地 喜多町5-1
指定年月日

平成7年4月12日

所有者 広済寺
文化財の概要

 広済寺は、天文17年(1548)の創建で、開山は曹洞宗天寧寺5世広庵芸長(こうあんうんちょう)である。金比羅堂は、安永9年(1780)鴨町の若林宇右衛門と源七が願主で、当山18世大享和尚の代に勧請されたが、文化13年(1816)に焼失し、文化15年(1818)に遷宮された。現在は、本殿、幣殿、拝殿、楽の間からなる複合建築となっているが、幣殿と向拝付拝殿は天保10年(1839)に増築され、楽の間は、幣殿・拝殿建立後の増築(嘉永4年以降)と考えられる。
 本殿は、正面3間側面2間の切妻造桟瓦葺屋根で、二重に築いた切石積基壇の上に建ち、正面側に幣殿が接続している。内部は1室で、内陣は須弥壇(しゅみだん)が設けられ、組物は極彩色、虹梁と木鼻、正面の階段は朱塗り、須弥壇の框・棚板・束などは黒塗りが施されて華やかである。須弥壇脇の杉戸と框下には江野楳雪(1812?ー1873)による鳳凰図と唐獅子図が描かれている。
 幣殿は、正面3間側面2間の両下造で、内部は1室で両側面に連子(れんじ) 付の花頭窓をあけ、本殿側と拝殿側は吹き放ちとし、本殿側に木階(きざはし)2級を据えている。
 拝殿は、正面3間側面2間の入母屋造で、正面に唐破風造銅板葺の向拝1間が付き、背面は幣殿、両側面は楽の間に接続する。内部の天井は中央を鏡天井、四周を小組格天井(こぐみごうてんじょう)として、鏡板は谷文二(?ー1850、谷文晁の次男)による雲竜図が描かれている。唐破風造の向拝には多くの建築彫刻が施され、虹梁型頭貫(かしらぬき)の木鼻は、獅子と象、根肘木は籠彫りで波の中に鯉が潜んでいる。虹梁上には親子の竜の彫物、唐破風の妻面は雲と麒麟、兎毛通(うのけどおし)に鳳凰が飾られ、向拝内部の鏡天井には、谷文晁(1763ー1840)による竜図が描かれ、「天保十年己亥六月日 文晁画」と記されている。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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