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市指定有形民俗文化財 川越唐桟着物

最終更新日:2024年3月8日

名称

川越唐桟着物

よみ かわごえとうざんきもの
種別 市指定民俗文化財 有形民俗文化財
員数 2点
所在地 郭町2-30-1(川越市立博物館)
指定年月日

昭和63年1月29日

所有者 個人
文化財の概要

 納戸(なんど)地にすっきりした縞(しま)柄の川越唐桟の着物。シンプルな縦縞だが、よく見ると白の隣に薄い茶色をしのばせた微妙な色遣いである。これを唐桟織では「刺し色」と呼び、こうしたさりげない配色が、縦縞に奥行きや深みをもたらし、粋な着こなしを好んだ江戸っ子を魅了した。
 縞を大別すると、織り糸の経糸の色の配列を変えて縞柄を表す縦縞と、緯糸を織り入れる際に配色を変えて縞柄を表す横縞がある。江戸期には、縦縞が日本人の繊細な美意識と感性によって独自の縞柄として流行した。縞柄は単純ながら、配色の組み合わせ、縞の太細などを変化させることにより、縞柄の世界は無限といってよいほどさまざまな表情を見せる。幕末以降の川越は、高級縞木綿の唐桟で有名であったが、日本各地で唐桟が織られ、現在では川越唐桟だと言えるものが見つからない。
 本品は、細田安太郎(1898から1983)の遺品で、川越唐桟と伝わる着物である。この織り手は、本橋ちよ(市内志多町)と伝えられる。本橋は唐桟を専門とし、縞割の上手な人で、「東京出し」の高級品しか織らなかったという。細田は着物に精通した粋な人物で、着物は本橋が織ったものと自慢していたという。本品は、大正から昭和初期に制作され、織り手も着用者もわかる川越唐桟の優品である。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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