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市指定有形文化財 宮岡家住宅

最終更新日:2023年10月11日


宮岡家住宅

名称 宮岡家住宅
よみ みやおかけじゅうたく
種別 市指定有形文化財 建造物
員数 1棟
所在地 幸町7ー3
指定年月日

昭和56年12月25日

所有者 個人
文化財の概要  宮岡家は、天保の初めに宮岡正兵衛が金物商を営み、屋号を「町勘(まちかん)」と号して現在まで商いを続けている老舗商家である。現在の建物は、間口が狭く、奥行が長い短冊状の敷地に、店蔵、住居部分、商品蔵、庭が奥に続く配置構成である。通りに面する店蔵が、敷地間口一杯に建てられ、少し窮屈な印象を与えているが、隣接する建物に比べて1、2階とも階高が一段と高くなっており、両隣の建物を圧倒しているように見える。
 店蔵の建築年代は、棟札から明治30年(1897)7月25日に上棟されたことがわかっており、施工した大工棟梁は「時の鐘」を手がけた関根松五郎である。店蔵の規模は間口3.5間奥行3.5間で、正面には4尺の下屋庇が付く中規模な土蔵造町家だが、箱棟を極めて高く立ち上げ、鬼瓦と巨大な影盛を施した屋根と、軒先の出を深くした出桁形式による二重の軒蛇腹をもち、重厚な観音開扉と下屋屋根の上に置かれた目塗台の設置など明治時代における土蔵造町家の定型化した意匠が備わり、一際目立つ存在となっている。
 店蔵の内部には上屋筋に揚戸構、下屋筋に防火戸構が設けられていたことが痕跡からわかり、かつては前土間をもつ座売り形式の店だったことがわかる。店蔵背面中央部には戸口があり、観音開扉で住居部分と火災時に隔絶できるようになっている。いわゆる店・住居分離型の形式である。店蔵の2階は床の間のある10畳と6畳の2室からなっているが、1室だったものを大正12年(1923)に座敷に改造したとのことである。

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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