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市指定有形文化財 埼玉県立川越女子高等学校明治記念館

最終更新日:2023年11月1日


埼玉県立川越女子高等学校明治記念館

名称 埼玉県立川越女子高等学校明治記念館
よみ

さいたまけんりつかわごえじょしこうとうがっこうめいじきねんかん

種別 市指定有形文化財 建造物
員数 1棟
所在地 六軒町1-23
指定年月日

平成26年3月25日

所有者 埼玉県
文化財の概要

 明治記念館は、明治44年(1911)に川越高等女学校が町立から県立に移管された際に建設された校舎の一部である。当時の校舎配置は、様々な教室棟が渡り廊下で連結される形式を採用しており、本建物は、作法室、割烹教室、 理科標本室、理科準備室、理科教室、図書習字教室が含まれた教室棟だった。建設年代は、『校友会報』第1号の記事より、明治45年には竣工していたことがわかっている。
 建物の外観は、切妻造桟瓦葺平屋建の長細い形式で、全体が横羽目板張りスティック様式の質素なものだが、ほぼ中央には千鳥破風のような切妻造妻入屋根の玄関が南面、北面ともに設けられていた。これらは、他の建築棟と連絡する渡り廊下の出入口で、この建物にアクセントを与えている。また、屋根には六角形の排気用尖塔が設置され、教会建築を思わせるゴシック風な趣も見せている。
 平面としては、当初は渡り廊下が貫通していた中央の廊下を境に、西側を洋室、東側を和室というように、部屋の様式を和洋に分けている点が特徴で、それに合わせて南側立面では洋室には上げ下げ窓、和室には縁側に引き違いのガラス戸を配している。北側立面は片廊下形式を採用しているので、同じ上げ下げ窓で統一させている。
 和室は左右に床脇を控えた2間幅の床の間、付書院を設けた32畳の座敷と20畳の控えの間で構成され、前者は書院造の諸要素を備えた大座敷であり、女子教育の中心的な空間として設けられたもので、女子生徒が一堂に会して礼儀作法などを学んだのであろう。
 明治記念館は、明治末期の川越における女子教育の歴史を現在に伝える貴重な文化遺産であり、現在でも生徒たちの身近な存在として校内で保存活用されていることに意義がある。 

お問い合わせ

教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当
〒350-8601 川越市元町1丁目3番地1
電話番号:049-224-6097(直通)
ファクス:049-224-5086

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